ラカントS

hinakichi
2021年12月18日

 半断食によってオートファジーを発動させるという記事を以前書いた。16時間の断食中、血糖値が上がるとオートファジーが止まってしまうため、この16時間の間は糖質を取らない。そこでラカントSの出番である。これは砂糖の代替甘味料なのだが、『「羅漢果(ラカンカ)」の高純度エキスとトウモロコシの発酵から得られる天然甘味成分「エリスリトール」、2つの天然素材からつくられた安心でカロリーゼロの自然派甘味料です(~ラカントSホームページより)』。ラカントSの糖質が腸内で分解吸収されないため、血糖値が上がらないのだ。しかし、このラカントSはけっこう高価。そこで、手作りを決行。

 例によってyoutubeで見つけた「おかしな実験室」さんのラカントS手作り動画。羅漢果とエリスリトールを購入しミルでブレンド。25~最大45%のコストカットになるようだ。



発酵あんこ

hinakichi
2021年12月15日

 実家では甘麹をつくる。これは、麹を使った方の甘酒のことである。

 米のデンプン質が米麹に含まれる酵素の作用によって糖化され、ブドウ糖に変化するため、加糖しなくても甘い。必須アミノ酸、パントテン酸、ビタミンB1、B2、B6などの健康の保持に欠かせない貴重な栄養素に富む。(コトバンクより)

 砂糖を使っていなのに凄く甘くなるので初めはとても驚いた。そして、最近ハマっている発酵あんこである。砂糖を使わずに麹の力で甘くするのだ。甘麹は白米かもち米と麹をあわせて発酵させるのだが、発酵あんこはあずきと麹をあわせて発酵させる。調べると沢山の方々が作り方を披露している。甘麹ほど凄い甘さではないのだが、ほんのりと自然の甘さでけっこう満足。トーストにたっぷりバターを塗って発酵あんこを乗せて食べると大変美味である。

 炊飯器でも作れるのだが、家に発酵メーカーがあって、便利。

 作り方を大まかに説明すると、小豆を柔らかく煮て、麹を同量混ぜて60度で8~10時間程保温しておくのだ。注意点としては、①麹菌を死なせないため、柔らかく煮た小豆を60度まで冷ましてから麹を混ぜる。②発酵過程で水分が出てくるので、麹を混ぜた段階での水分量は控えめで。③60度より低い温度で放置すると乳酸菌が増えて酸味が出る。

 ご興味のある方、チャレンジしてみてください!



生命の神秘2

hinakichi
2021年12月10日

 30代半ば頃の出来事である。ある日を境に、原因不明の湿疹が突如顔面に現れた。部分的に発症を繰り返し顔面全体を一巡して、最後に口の周りに出だしてからはその場に停滞し、なかなか収まらない。皮膚科ではおそらく接触性皮膚炎だろうと診断されたが、具体的に何が悪かったかはわからずじまい。赤くぼこぼこに腫れあがる肌に朝晩と薬を塗る日々。薬を塗っている間は収まっているのだが、顔はテカテカ。1か月位たってそろそろどうかと薬をやめるとあっという間に復活するという繰り返しである。

 治療が一年にも及んでいた、そんなある日。夜、大変ショッキングな事が起こり(今振り返ると馬鹿馬鹿しい内容だがこのさい割愛)非常に動揺してしまう。次の日はバイトが厳しい内容となっており、眠れないで現場に向かうなどという恐ろしいことなど絶対に避けたかった。とにかく忘れて寝てしまわなくてはと焦る。焦るゆえにいよいよ眠れない。そこで思い出した。さらに遡ること7年前、内科のついでに不眠症を訴えて軽い気持ちで睡眠薬を処方してもらった事があるのだが、結局ろくに飲まず放置していたことを思い出したのだ。一瞬こんな古い薬飲んで大丈夫だろうかと不安になったが、勢いで飲み込んだ。布団にもぐって目を瞑っているうちに、何故だか心臓の鼓動が早くなってきてバクバク大きく鳴り出した。えっやっぱりまずかったのか!?と不安に駆られる。そうしているうちに体がガクガクブルブル震えてきた。これはヤバいと思って起き上がり薬を薄めなければと水をがぶがぶ飲んでみた。とにかく布団に潜り込み震えながら耐えているうちに、いつの間にか眠りについたようだ。

 朝目が醒めて、安堵した。何事もなく朝を迎えられた。。古い薬って怖いな!!笑。 自分のばかさ加減にほとほとうんざりしてしまった私は、朝、顔の湿疹に薬を塗らなくてはいけないところを、なんとなくどうにでもなれという気分でパスしてしまった。そして夜、とくに変化の無い患部を見ながら、やはり放置。次の日の朝。さすがにまた再発しているだろうと思っていたが、とくに悪化はしていない。その日以来、いつもならまた赤くジメジメとしたデコボコがめだってくるところが、むしろだんだんかさかさと乾燥してきたのだ。今までにない変化だった。そして薬を塗らずにおよそ1週間~10日程経った頃か。完全に乾燥して瘡蓋状になった湿疹がボロボロと剥がれ落ち、下からきれいな肌が現れたのだ。およそ一年間に及ぶ治療が唐突に終わりを迎えたのである。

 どういう仕組みで湿疹は治ってしまったのだろうか。例えば今まで患部(や体のあちこち)で停滞していた毒物が、早い鼓動と体の震えにより血の巡りが良くなり排出されたのだろうか。若しくは細胞が活性化されたのか。あるいは毒をもって毒を制せよとでもいうのか、ホメオパシー的効果だろうか。いずれにしても、途方に暮れていた顔面の湿疹の完治。私に常識があったらむしろたどり着けない境地ではなかったかと今は思う。



肌断食

hinakichi
2021年12月9日

 私は子供の頃に、体中に湿疹が出たり消えたり(出来た湿疹は乾燥して剥がれて取れる)を繰り返しており、病院で小児ストロフルスと診断されていた。卵・乳製品アレルギーということだった。それ以外にも寒冷またはその他蕁麻疹や原因不明の湿疹が出るなど皮膚が弱かった。大学時代、知人から高級化粧クリームを頂き喜び勇んで使い始めて三日で肌が赤くぼこぼこに腫れ上がってきたので、自分には高級なものは合わないのだと思い中止した。頭皮もいつも痒くて搔きむしるので、シャンプーを増やしてみたり、はたまた石鹸にしたり重曹にしたり、温冷浴してみたり色々試してみてはいたが、なかなか上手くいかないでいた。

 8年前、2冊の本と出会う。ひとつが「肌の悩みがすべて消えるたった一つの方法/宇津木龍一著」そしてそれを実践されたレポート「肌断食/平野卿子著」。大まかに言うと化粧品類に入っている界面活性剤が肌に悪さをするのだ。また洗浄力が強すぎて逆に肌を弱らせるとの事。(詳しくはそれぞれ検索されたし)。

 早速その日から、洗顔料・化粧水・乳液・日焼け止めなどを止め、ファンデーションを使いたい場合は無添加の粉白粉を使うようにした。現在皺はそれなりにあるが、日焼け・シミは出来てもサイクルが早くすぐに消えるという感触がある。そしてシャンプーは完全に止めて湯シャンを開始した。髪を洗う時洗剤を使わずお湯で流す。それだけ。初めはそれまで使っていたシャンプーの影響か(洗浄のし過ぎ)、みるみる皮脂汚れが過剰に分泌されすぐにゴワゴワになってしまい、時々重曹でリセットしながら続けていた。ブラッシングは重要。2年程経った頃ゴワゴワが穏やかになってきたと感じた。今年8年目にして更にもう一段階さっぱりしだしたような感じがする。つまり、皮脂の過剰分泌が8年かけて減ってきたのだ。年のせいもあるのかな。いつも痒くて赤く爛れていた頭皮が、今ではすっかり健康。初めの頃のゴワゴワで挫絶した話を何人かから聞いたのだが、それを何とか乗り越えられるとシャンプーから離れられると思うので、肌が弱くてトラブルを抱えている方はチャレンジしてみて頂きたい。しかし気の長い話だな。



キャンバス再利用

hinakichi
2021年12月7日

 作品「気配」の再制作がなかなか進まない。どうも入り込めず、再度寝かせることにした。そこで、もはや飾らないであろうかつての作品を潰して別の再制作を試みる。もと画面を残しつつ、塗り重ねて新しい世界をつくるのだ。

こちら、2017年に完成させた「求愛のダンス2017」

 これもいつか写真を撮り直そうと思っているうちに気力を失っていた。肝心のかわいいお顔が見えないではないか。しかしながら、なんとも稚拙な出来である。時間がたつと見えてくるものがある。拡大するとぼやける解像度なので、一枚づつ改めて撮影し直し保存。そして左側2枚を切り離して、再制作をスタート。

左の2枚を、思い切って…⇒

こうだ!!(完成ではないよ)

 まだ手を入れ始めたばかりで、なんじゃこりゃ状態。どんどん改良を進めるのだ。1月末から始まる群青展に出品予定である。



ichiko再び

hinakichi
2021年12月3日

 一子つながりでもうひと方。ここ数年で話題になってきた(すでに有名?)青葉一子さん。ギターは独学との事(たしか)、驚いた。小樽でライブをされたこともあるようで、次回の来樽を待たれる。



ichiko

hinakichi
2021年12月2日

 たぶん小学生の頃。道端にカセットテープが落ちていた。ラベルには藤井一子と書かれてある。知らない名前だが、こういったものを拾ってワクワクするのが子供のsaga。早速家に帰ってテープをかけてみる。アイドルっぽい元気なノリが、逆に秘密を覗くような何とも言えない怪しげな空気間。いつか調べてみたいと思っていた。最近になってなんとなく記憶に残っていたメロディーをふと思い出し、覚えていた名前で調べたら案の定youtubeで出てくる。アイドル路線を脱皮してこんな風に大人っぽく成長したのだな~。とても良いのでしばらくあれこれと色々聞きながら制作をしていた。と思ったら、ひょんな事から一子違いだったことが発覚。藤井一子ではなく、橋本一子を聞いていたのだ。なんか有名な音楽家だった。おかしなきっかけだが、知ることが出来て良かったな。

https://www.youtube.com/watch?v=HomMsPs_AjQ
https://www.youtube.com/watch?v=KiCzPyob1Bs

ちなみに、カセットテープに録音されていたのはチェックポイントという曲だった。中居正広の番組内で使われていたこともあったそうな。記憶の中の秘密感終了。



煙か嵐か

hinakichi
2021年11月30日

 2020年初めに制作した「煙か嵐か」。会場で写真を撮ったが、真っ黒で何も映らず、撮り直しを出来ずにいたのだが、漸く重い腰を上げた。諦めていたのだが、思ったよりもまあまあ実際に近く写っている。暗い絵を描き始めて、なかなか思うように撮影できずいっそ暗い絵を描くのを止めようかとさえ思っている。しかし、描きたい絵をそんな理由で変更するのってどうなんでしょう。やはり作品は生で観てほしいですね!

 そんなわけで、HPの「アクリル作品2018年~2021年」のページ、多少の変更と追加を行った。



グレイヘアー&ヘアカット

hinakichi
2021年11月29日

 世間ではグレイヘアーとおしゃれな呼び方で浸透しつつあるようだが、つまりは白髪頭。私は若白髪で30代ですでに目立ち始め、現在はしっかりと白髪頭と呼べるほど分量がある。長いこと白髪染めをしてきたが、今年に入りとうとう染めるのを止めた。肌断食に伴い、シャンプーもやめて湯シャン=お湯で流すスタイルにして8年目。さらに食の方でも半断食を初めてまる1年がたった。半断食=オートファジー効果で白髪が黒く蘇る説を信じているのだが(詳細は割愛)、このところギラっとした白さが落ち着いてきたように思える。そこで、効果を経過観察するためにも思い切って染めるのを止めることにしたのだ。

 染めるのを止めてみると、いよいよ美容室に行くのも億劫になってきて、一昨日突然思い立って自分で10センチ程髪を切った。なんだ、髪って自分で切れるんだ。ああ、なんとも言えない解放感!美容室っていかなくてもいいんだ…!!

 ちなみに、8年前の私と同時期に高齢の知人も湯シャンを始めた。頭頂部が丸くつるっと剥げていたのだが、その丸いエリアに現在絨毯のように短い毛が生え揃っているのだ。現在80歳を超えているためそれでも効果があることに驚いた。髪が薄くなり改善したいと思っている方、湯シャンと半断食で効果を実感してみませんか。

*本日、とうとう大根をセットした

 



市民意見交換会に参加した

hinakichi
2021年11月28日

 現在、北海道新幹線延線に伴い、並行在来線沿線のあり方について議論が続いている。函館~小樽間を存続させるかどうか。廃止の場合のバス転換案、そして一部を第三セクターで残し、残りをバスにする案の3つについて。沿線沿いに引っ越したばかりであまり調べたことがなかったのだが、漠然とまあ、余市位までは残るだろうと高を括っていた。先日近所の方が訪ねていらして、意見交換会に是非参加を、とお誘いいただいた。よし、廃止に反対すれば良いのだな!と浅い考えで足を運んだのだ。

 市長や街づくりの代表者など4人と、市民の意見交換会。提案された経営分離後のあり方第3案まで、思いのほかよく考えられており、また財政面でも存続の厳しい事が良く分かった。闇雲に鉄道を残せとも言えないなあ、、と唸る。地域の高齢の皆さんも、かなり勉強されているご様子で、「新幹線など求めていないものを押し付けられてその上税金が上がるのは如何ともしがたい、利用される乗客に負担をお願いするという意味で新幹線の運賃を上乗せするという考えもある」「在来線は接続が悪いために敬遠されている側面がある」「上下分離については検討されているか」「バス案の中身について、机上の空論になってはいまいか、現在の案で実際に利用してもらえるのか」「HPなどでこういった資料を公開し、意見を集めている様子がないのだが考えているか」「列車の一部のデザインを鉄道マニアの喜ぶように装飾したらどうか」などなど沢山の意見が上がった。頭が下がる。市の担当者や市長も誠実な対応できちんと考えて取り組んで下さっていることが良くわかった。例えば第三セクターで一部路線を残したとして、逆に本数を増やしたり駅を増やしたりした場合に収益化は見込めるかなどまでも検討しているのだ。なんかごめんなさい。すごく勉強になりました。

 初めて町民としての意識をもち、町内の皆さんともささやかながら交流できて良かったと思う。今後もできるだけかかわりを持って行けたらよい。