群青展2024前期スタート

hinakichi
2024年2月28日

 昨日、群青展の搬入及び展示作業を行ってきた。昨年、一昨年にTHEY展に展示した作品と新作を並べて3点の出品である。製作中、「こうしたいけどどうしたらよいのだろう」とずっと考えていた問題が、展示の前日や2日前などギリギリになって思いつく(ひらめく)事が恒例になっている。今回も2日前の夜になって「そうか」とひらめき、そこからまあまあ大きめの方向転換を開始する。けっこうなストレスなのだが、やはり気が付けたことに感謝。追いつめられるとちゃんとひらめくものだなあと感心するが、もしや結局締め切りに間に合うように心の底で無意識に本気出し渋っているのかもしれないなあ?    締め切りより早く完成することってないからな。今年は締め切り関係なしにばんばん作品を完成させて、次に取り組むというようなスピード完のある製作が出来ると良いな!

 搬入作業見渡していると、力作ぞろいだなあとワクワク。明日の3時前後に2時間ほど在朗するのだが、完成した会場を見るのが楽しみである。皆さま、是非お気軽にお越しくださいませ!

展示作業中の会場
私の場所・作品3点



群青展2024

hinakichi
2024年2月17日

 今年も、群青展の季節がやってきた。来年は一旦お休みするという。一区切りする群青展、どのような会場になるか。

 今回私は、な~んと!いよいよトーラス体をテーマに製作を進めている。ひいては、理解もそこそこに、今流行りの量子力学なんかにうっとりしている今日この頃。とかなんとか、それはいいけどさあ~、アクリル絵の具の難しさの原因が少しづつわかってきて、だからこれまでの書き方ではない新しい書き方を開発せねばならんと覚悟した。今更油絵には移行できないし、いや、出来ないときめつけることもないんだけど、アクリルととことん向き合おうではないか。

 最近の気づき。塗り重ねが厚くなると色が淀んで沈んできてしまうので、このところ使う色はなるべく薄い色で慎重に塗り重ねるように気を付けていたのだが、水に濡らせば簡単に削り取ることが出来るという事に気が付いた。クレヨンのように削りとれるのだ。べたべたと塗りたくって単調になってしまった画面に、ニュアンスをつけることも出来る。なかなか良くならず、進まなかった作品が、また少しづつ前進しだした。

Bouquet of Happiness

hinakichi
2023年12月28日

 4月に製作した星美和さんのバレエレッスンCDのご紹介を、漸く行うことが出来る。というのも、仕事の完了直後にまだ3年目程のパソコンが突然壊れてしまい、その時のデータの扱いを失敗してしまい、回復に手間取り、このような時期になってしまったのである。

 感謝の気持ちを花に束ねるイメージで、タイトルは「Bouquetof Happiness」。とうとう目標であったバレエレッスンCDの10枚目! 私としても感慨無量であり、これまで私を使ってくれた美和さんにも感謝しかありません。この10枚の間に、どんどん活躍の場を広げていく美和さん。レッスンCDの枠を超えて素晴らしい演奏や楽曲を、皆様に是非ご堪能頂きたい次第。美和さんのHPはこちらから!星美和HP

奇跡のリンゴ

hinakichi
2023年11月23日

 すっかり秋も終盤、雪の降る日も増えてきた。今年は夏が暑すぎて、作物がうまくならなかった話をよく耳にした。一戸家も、今年はあまり畑に手をかけられない都合もあって、真の自然農法またの名を完全放置農法となってしまったこともあるのだが、去年のようには収穫できなかった。しかしながら、にらは何度も美味しく食べられたし、受粉しなかったかぼちゃやズッキーニも、いくらか育った。最近、室内でお香の代わりにホワイトセージを焚いているのだが、購入したものより、育てたホワイトセージの香りが気に入っている。

 さてそんな中、今年のリンゴは優秀であった。4本あるリンゴの木全部合わせて、とうとう7つ実をつけ、最終的に4つ収穫できたのだ。去年は初めて3つ実をつけたのだが、途中で枝が折れてしまい、枯れてしまっていた。いざ試食すると、さわやかで甘酸っぱく味が濃い。おいしいぞ!! 親にお土産で持っていくと、「経験したことのない美味しさであった」との感想。これは、来年も期待大!

フジ
王林
4種類あるリンゴの木
袋掛けをしていたが、大風の時に落ちてしまった。



気配D 気配E

hinakichi
2023年9月28日

 今年のTHEY展の作品2点をようやくup。2021年に製作した習作に加筆して今回展示したのだが、気配シリーズの前身であったため、この度、気配Eとタイトルを改めた。

気配D
気配E

 次の展示は、群青展2024。今回は札幌市民ギャラリーでの開催で、いつもよりひと月ほど先になる。少しでも春が近づいてくれることは喜ばしい。私は前期に展示致します。よろしくお願いします!

〇会場:札幌市民キギャラリー2階ホール全部&2階第4室 〇会期日時: 2024年2月28日(水)~3月10日(日) 〇月曜は定休(休館)、10時~20時(午後8時)、各会期最終日は17時半迄



名器ブーシェ・プロジェクト

hinakichi
2023年9月9日

 筑波大学で物理学の講師をされている関場大一郎氏が、「名器ブーシェを再現し、クラシックギターの音色の秘密を解明したい」というクラウドファンディングを立ち上げております。

 関場氏は、大学在学中にギターを始め、2014年にギター製作を開始。2018年、欧州の国際会議に出張の際、製作した1本のギターを持参し、ドン・ピラーツ氏、ジャン-ピエール・マゼ氏にコメントをもらう。…って、すごい行動力だな!! この度のクラファンは、一つ目にブーシェの弟子であるマゼ氏のもとでブーシェ流のギター製作法を学ぶことと、二つ目に、筑波大学で、製作したギターの振動モードや音響計測を行うことで、ギターの音の過渡現象を捉えることを目的としているとのこと。なになに!?難しそうだが、非常に興味深いチャレンジをしているのだなーー、詳しくはプロジェクトページを!

プロジェクト「名器ブーシェを再現し、クラシックギターの音色の秘密を解明したい」

 関場氏の言葉「2つ目は帰国後の研究です。私の学術的な専門は物理学の知識を用いた先端計測手法の開発です。普段は主に新しい機能を持ったナノ薄膜の計測をしています。製作したギターについても新しい計測手法を通してブーシェの音色の秘密を明らかにします。本物のブーシェもお借りして自作のブーシェ・コピーとどれくらい違うのか、どれくらい再現できているのかを比較します。」~プロジェクトページより

 「ご支援いただきましたみなさまへのギフトとして、プロジェクトにご賛同いただいたアーティストの方々による視聴コンサートを開催させていただここととなりました。その他に、コンサート・シリーズ演奏者の一人であるステファニー・ジョーンズ氏によるつくば公演も設けました。」~との事である。

 面白そー!!どのように研究が進んでいくのか、非常に楽しみである。この度のプロジェクトの魅力を是非みなさまにお届けしたい。お時間のある方は、プロジェクト覗いてみてくださいませ!



スートラネティ2

hinakichi
2023年8月24日

 暫く離れていたスートラネティ。最近思い立って、再開することにした。写真はスートラネティセット一式である。まず、一番左のネティポット(ドレッシング用ボトル)に重曹水を入れて、鼻うがいを行う。次に、一番右のオレンジのゴム紐を鼻に入れて、咽喉の奥から出し、両端を持って鼻の粘膜をしごいて鍛える。ヨガの修行僧がやっている、アレである。

 実は今まで、鼻の奥まで貫通させるまでは出来るのだが、そのあとその紐の先をのどから引っ張り出して両端を持ち上下にしごくという事までは出来ないでいた。のどの奥に指を入れるのが怖いのだ。オエッてなるし。そこで写真にある、先の丸いピンセットを用意した。それが大当たりで、紐を引っ張り出すことに成功! ようやくスートラネティ最終形態まで達成できた。憧れの鼻粘膜しごきである。

 そしてこの度、本格的に綿で作ったスートラネティ用の紐を購入した(写真参照)。蜜蝋でコーティングされており、少しカーブをつくったりといった自由が利く。しかしながら、ちょっとごつくて多少痛いので、もう少し慣れてからこちらに移行していこうと思う。ゴム紐は細く、しごいても手ごたえが少ないのだが、こちらは半分より後ろの編んでない部分の綿がおそらく水分を含み鼻腔にフィットし、全面的にしごけるのではないかと考える。

 ところで、先日朝のコーヒーを飲んだ後、いつもは寝る前に行うスートラネティを早々に行った。その日、初めてのしごきに成功。そして、たまたま飲み残していたコーヒーを飲んだところ、驚いたことに味が激変したのである。いつものコーヒーの味に、入り豆の香ばしい香りがプラスされた。あまりの変化に衝撃を受けた。味を感知するセンサー部分が洗われたのだろう。多分すぐにまた鼻水で覆われるらしく、夜までは続かない。しかし、こんなに味が変化するなら、バリスタとかソムリエとか、味覚が重要な商売は、鼻の良さが必須だなとつくづく思う。それはともかく、鼻の良い状態をできるだけキープされるよう、スートラネティに勤しみたいと思う。

 



本日のマンデラエフェクト

hinakichi
2023年8月2日

 もはやシリーズ化である笑。今日車中で音楽を聴いていて、偶然に流れた曲「Moonchild / King Crimson」は、昔ハマって繰り返し観た映画で流れた曲だった。映画のワンシーンで、この曲でクリスティーナ・リッチが寂し気にタップダンスを踊るのだ。これこれ~、なつかしい。当時このシーンが大好きで何度も繰り返し観たのだ。ユーチューブに上がってないかな、、と検索してみることに。タイトルは「バッファロー‘69」…えっ、「’66」!? オーマイガー。タイトルは確かに69だった。当時タイトルを言うとき、勾玉のようなイメージがまず頭に浮かび、続いて一瞬69か96かで立ち止まり言いよどんでいたので、思い違いなど考えられない。66だったなら、そんな思考の展開にならないではないか。ちなみに検索時、村上龍原作の映画「69 sixty nine」が出てきたのだが、混同した可能性は断じてない。しかしこれ、信じてない人からしたら、66を69と思い込んでたただの微妙な人としか思えないよね!! 同じ記憶のある方、メール for me–!! 涙

 今までのネタは、言ってもまあ私の思い違いやら何かの加減だよね。。と心のどこかで思っていた。だが今回の事で私は、とうとう疑いようのない個人的マンデラエフェクトに遭遇したとの確信を得た。ああ。これまでの私よさようなら。。最後にクリスティーナリッチのタップダンスをどうぞ。





第8回THEY展 開催中!

hinakichi
2023年7月15日

*第8回THEY展のご案内は、展示情報をご覧ください。

 本日でTHEY展4日目である。写真は、私の展示場所。飾ってみてまた、新しい気づきがある。

 このたび、youtubeのTHEY展チャンネルを新たに作ってみた。搬入の様子を予告動画にしたものをTHEY展のfacebookに貼り付けてあるので是非!これから少しずつ色々できたらと思っている。➡THEY展 | Facebook

 



Save Me · Aimee Mann

hinakichi
2023年7月5日

 *第8回THEY展のご案内は、展示情報をご覧ください。

 搬入及び展示作業まであと数日。追い込みである。今回もテーマは引き続きの「気配D」、もう一つは2020年に製作した「気配」の前身とも言える習作に若干手を加えたものだ。

 製作している中、いつも作品ごとに何となくテーマ曲が流れている。たとえば「いのちの炎」を書いているときは佐井好子の「青いガラス玉」だった。「あたしの暗い海になれ~」と熱唱しながらの製作は、相乗効果を産んだと言えよう。(なんのこっちゃ)

 さて、今回頭の中でぐるぐる巡り続けた曲は、エイミー・マンのSave Meであった。曲をイメージして製作しているわけではないので、直接的に絵の内容を表したものではないが、なかなかにマッチした組み合わせである。(満足げ笑) 

 興味がわいてきたそこのあなた!ぜひTHEY展に足をお運び下さいませ。

 そうはいいつつ、この段階でまだはまりきっていない感が払拭できないでいる。果たして間に合うのか?まあ、いつものお約束なんだけれども。

 そして、16日は昨年に引き続き音楽イベントを午後2時から行います!「オオタコタロウ+ザ★ホリデーズ」お楽しみに!!

 例によって連想ゲームでキリンジ「アルカディア」を思い出し、ちょっと調べてみたらこちらはイーグルスのi cant tell you whyのオマージュなんだそうな。歌詞が、めぐってSaveMeに繋がっているのが面白い。(個人の見解)