発酵あんこ

hinakichi
2021年12月15日

 実家では甘麹をつくる。これは、麹を使った方の甘酒のことである。

 米のデンプン質が米麹に含まれる酵素の作用によって糖化され、ブドウ糖に変化するため、加糖しなくても甘い。必須アミノ酸、パントテン酸、ビタミンB1、B2、B6などの健康の保持に欠かせない貴重な栄養素に富む。(コトバンクより)

 砂糖を使っていなのに凄く甘くなるので初めはとても驚いた。そして、最近ハマっている発酵あんこである。砂糖を使わずに麹の力で甘くするのだ。甘麹は白米かもち米と麹をあわせて発酵させるのだが、発酵あんこはあずきと麹をあわせて発酵させる。調べると沢山の方々が作り方を披露している。甘麹ほど凄い甘さではないのだが、ほんのりと自然の甘さでけっこう満足。トーストにたっぷりバターを塗って発酵あんこを乗せて食べると大変美味である。

 炊飯器でも作れるのだが、家に発酵メーカーがあって、便利。

 作り方を大まかに説明すると、小豆を柔らかく煮て、麹を同量混ぜて60度で8~10時間程保温しておくのだ。注意点としては、①麹菌を死なせないため、柔らかく煮た小豆を60度まで冷ましてから麹を混ぜる。②発酵過程で水分が出てくるので、麹を混ぜた段階での水分量は控えめで。③60度より低い温度で放置すると乳酸菌が増えて酸味が出る。

 ご興味のある方、チャレンジしてみてください!