あがた森魚さんLive

hinakichi
2021年8月17日

 昨日は小樽のなまらやさんであがた森魚さんのライブがありました。林静一の漫画赤色エレジー経由であがたさんの赤色エレジーを聞いていたが、ライブは初めて。凄く良かったです!歌って、口だけで歌うのではなくて顔全部の筋肉から全身で表現するんだな。なんというかどっしりとしていて、圧倒されました。間奏で「 ッ ホッホ・ ッ ホッホ・ ッ ホホホホホホーー」とお腹の底から湧き上がるような掛け声や、時折響くビブラートがすごく気持ちが良い。

 合間の語りも面白いのだ。挨拶についての想いを語ったり、文房具屋さんの包装紙を比べて歴史考察をしてみたり。買ってきた模造紙で(お店の主人には「正式には上質紙っていうんですよ」って訂正されたらしい笑)舞台の上の必要のないものを隠していたのだが、ふと思いついたようにその紙をパートナーに見立てて手を繋ぐようにして、他の出演者と舞台上をぐるぐる散歩してみたり。日常生活がすでにアートでその中に歌があるって感じかな??

 今回企画したのは共演したさり~ちゃん。さりちゃんは小樽の旅の宿・やまきちとまやをご主人のベルさんと営んでおります。アコーディオンを抱えて登場、大きなうねりに身を任せて実に気持ちよさそう。本当に楽しく素敵な夜でした。

途中、ビシッと決めポーズ!



ひげのおまわりさん

hinakichi
2021年8月16日

 最近余市方面をうろうろしている。余市といえばアップル。頭の中でながれるメロディ~それは。。。 

 一昨年くらいの制作中にYoutubeで音楽を流しっぱなしにして聴きだした。その際に発見したこちらの楽曲。曲最後のお・ま・わり・さ~ん、の「さ~ん」が聞きたくて繰り返し聞いた。しびれる~ そしてその歌詞の世界観!ジャケットも(山上たつひこ)笑、もう他には考えられない。。。

アップルズ・・・沖縄出身の3姉妹で、その後EVEと改名。1979年にLEONA, CLARA & LILIKA(レオナ、クララ&リリカ)に改名後は主にスタジオミュージシャンとして活動し、2019年現在は音楽活動を停止している。(Wikipediaより)

 本日は小樽なまらやさんであがた森魚さんのライヴ。



オートファジー

hinakichi
2021年8月15日

 畑仕事、急に涼しくなってきたこともあって、体が楽になってきた。面接の際社長には「暑くて大変だよ~」とかなり脅されて、「全然大丈夫だと思います~」と張り切って答えていたのだが、初日は終盤に頭が朦朧としてきて、頭痛に見舞われた。熱中症だったのかもしれない。初日の緊張もあっただろう。これまで色々な肉体労働に従事してきたが、かつて神奈川で引っ越し屋で梱包スタッフをやっていた頃は、真夏にクーラーのきいていないゴミ屋敷で夜遅くまで作業するなど過酷な現場を熟してきていたため、ビニールハウスの中が暑い位平気だと思ったのだ。作業中、暑くて辛いという感覚はないのだが、朦朧として頭が痛いのは辛かった。やはり50歳にもなると、体力の衰えをしみじみと感じる。

 5月ごろ、現在の家に引っ越すにあたり荷物の片づけをしていたところ、1994年(27年前)にチャレンジした断食の資料が出てきた。断食をすると極限を超えた際に見えてくる世界があるって、なんの事だろ~と興味があった。簡単に言うと痩せたかった。当時なぜか断食ブームでNON-NO(若い女の子の雑誌)で特集をやっていた。そこで京都のとある病院を選び、早速予約。道場ではなく入院という形になり、アトピーなどの治療で入院されている方が沢山いた。結果、2.5キロくらい痩せたが特に宿便も出ず、家に帰ったら体重はあっという間にもどってしまった。断食についての書籍はいくらか読んだが、肝心のそもそもなんで断食すると健康になるのかがいまいちわからなかったため、何となく断食はそれっきりになっていた。

 しかしである。2016年に東京工業大学の大隅良典教授がオートファジーの研究によってノーベル賞を獲得。このオートファジーが世の中に認知されてきたことによって、私の断食効果の理解に繋がったのである。オートファジーとは、古いタンパク質を分解して新しく再生する体の作用のことで、その際に細胞内のごみもお掃除してくれる。そのオートファジーが活性化しだすのが空腹時間が16時間を超えたころだというのだ。そこで去年の11月から最近流行っている半断食をスタートさせ(一日16時間の空腹を作る)、9か月になる。実はすごい効果を実感しているのだが、とりあえず割愛。様々な健康法を今までわりとあれこれ試してきたのだが、それらについても今後記事に出来ればと考えている。

 オートファジーを簡単にまとめてくれている動画がこちら。バナナ園TVのまもさんです。いつかきっとバナナ買う! オートファジーを大活性化する半日断食【16時間の細胞レベル大掃除】



ポイント10倍!

hinakichi
2021年8月12日

 7日の事である。お出かけの帰り、アイス食べようということでCOOP札幌に寄った。おっポイント10倍の日だな。そういえばポイント溜まってたので使ってしまおうと、まあだいたい1000円分くらいかな?と見立てて1000円分のポイント券を発行してレジに行った。「1000円になりま~す」と言われ、はい、1000円のポイント券出しましたヨとポカンとしていると、会計の合計がジャスト1000円だったのだ!予測的中!

 数年前からぞろ目のレシートを取っておいているのだが、5枚のうち999円が2枚と9999円が1枚(ちなみに残りは666円と333円)で、あと1円でジャストという状況をもとうとう克服。テンションUP!!本日は良い日だったとCOOPを後にした。そういえば他にも算数は異常に苦手なのにもかかわらず、なぜか車のナンバーを見てばかりいる。

 

 しかし、なんの足しにもならん記事だったな。。というわけで、少し前に街頭放送でご紹介した一戸ミキオ氏によるCOOP札幌の店内音楽「ポイント10倍!」のアレンジをお届けします!(北海道の方しかわからない。。)



新種の茸発見!

hinakichi
2021年8月11日

 こちらは北京の街なかで撮った写真。なにかのオブジェだったかもしれないが不思議な空間。

 2008年にも中国を訪れており、中国雑記1~9と紹介記事にしましたが、中国は今や凄まじいスピードで進化中。当時の物価で日本の1/6位と言われていましたが(たしか)、2019年の北京や大連などは今や東京をはるかに凌ぐ近未来都市のようだった。(中国の都会と田舎では別世界であることは忘れてはいけませんね)。今回の記事は2年前の事で色々忘れてしまっているのだが、駐車場の予約などもスマホで出来てしまう程何もかもがスマホで行われていた。日本も追いかけてるんだろうが、この先スマホを持たないお年寄りなどはどう生きていけば良いのかな。



谷泉(グー・チェン)氏のこと

hinakichi
2021年8月10日

 昨日記事にした谷泉さんである。年齢は現在49(~50)歳、中国の美術評論家であり、芸術家。大変に知識が豊富で独自の理論があり、信じる事に猛突進するような感じの完全なるアーティスト気質の方である。会話をしているとそのパワーに圧倒される。今回アトリエにお邪魔して見させていただいた作品がこちら。黒地に白の書が斬新。上に乗せたオブジェは何かと尋ねると、どこからか拾ってきたガラクタを組み合わせたものだという(纏めて一つの作品かは不明)。書いた文字は、、「乳房」!



十年一見展2019 中国にて

hinakichi
2021年8月9日

 昨日は銭湯についての記事を書いたが、揶揄してるのではと誤解を生んではいけないので言わせていただくと、私はああいった「変わった・不思議な・奇妙」な「空間・人・物事」が好きなのである。大変に興味を持つのだ。作品もそうだ。何が何だかわからないといった作品、その人からしか出えないものが見たいのである。

 2019年に父の石の買い付けに同行し、中国に行ってきた。かつて絵本の制作を共同でした時(作画を担当)のコンサルタント会社・北京真友堂国際技術発展有限公司の白文花さんと、文章を担当してくださった白さんの夫・谷泉さんを訪ねた(出版はされておりません)。その際に訪れた美術館で開かれていたのが十年一見展だ。朱仲魚さんの作品が、それこそ何が何だかわからない。わからな過ぎてややしばらく心を奪われた。写真ではわからないが、目のない顔面の口から出ている人間の2本の脚が、顔面と水平にぐるぐると円を描くように動き続けている(脚は下に下がったまま)。奇妙すぎる。。!!喜 タイトル、今となっては読めないのだが、翻訳してもらえば良かったな。私はまだまだ見て下さる方の顔色を窺ってしまうのだが、そういうのを乗り越えて突き抜けたいのだ。(奇をてらうという意味ではないヨ)



銭湯に行ってきた

hinakichi
2021年8月8日

 畑仕事の帰りに、さっぱりしたくて近所の銭湯に行ってみた。宇宙と名の付くその銭湯は天然温泉。入り口で若くて物腰の柔らかいかわいらしい男性が笑顔でお出迎えしてくれた。とても感じが良い。銭湯なので450円で入れたのだが、銭湯というには色々施設に拘って独自の空間を醸し出している。

 受付の正面では、化粧品類などの雑貨と自社農園でとれた野菜を販売、脇にはなんと焼きそば・ポテサラ・漬物などお惣菜も売っている。湯上りに総菜ですか!温泉に入ると、天然温泉内湯、檜露天風呂、日替わり超音波風呂、水風呂、子供風呂、サウナが揃いぶみ。日替わりはブルーベリー、38度で気持ちよく感じる。露天風呂か、どれどれ~と入ってみると天井はあるが窓が開いていて、外の塀の上あたりでなんとかギリ空が見える。風呂釜はもともとタイル張りの浴槽の上に檜の板を張り付けた感じ。手作り感満載でこれまた興味深い。

 脱衣場では、地元のギャル達が髪を乾かしながら楽しそうにオシャレに身づくろいしている。ほのぼの気分で広間に出て椅子に座って小休止。すると上半身裸の男性客が店に入ってきて、料金を払うと男性浴場に入っていったのだが、背中には登り龍。ほほう、なかなか立派なものを見させていただいた。その少し後に、若い衆と姐さん、子供たちが入場。堂々としているな!

 広間には自販機とは別に湯呑がずらっと入ったケースが設置されている。これも使っていいのかな?ジュースを買って皆で分けるのかな。テーブルの上にはチラシが置いてある。なになに、創業81周年キャンペーン回数券、14枚つづりで4500円、安いな!しかし何故ゆえ81周年??

 2階には食事処と休憩所まである。上がってみると、お客さんなのか従業員さんなのか、黒いパンツ一丁のスキンヘッドの男性がテーブルで雑誌を読んでいる。他にお客もいないので、様子だけ見てそそくさと1階にもどった。

 地元の住人が老若男女次々と訪れるのだが、きっと地元に愛されている憩いの場なのだな!玄関を出てあらためて建物全体を眺めてみた。入口のガラスに「フリーズドライ・美味しさぎゅっと詰まってます!」の宣伝があるのだが、何のフリーズドライなのか分からずモヤモヤしながら店を後にする…が、最終的に非常に興味のそそられる温泉であった。宇宙の名に相応しいカオスな空間。私も常連客になろうかな!!



トイレでの出来事

hinakichi
2021年8月5日

 トイレに入った。家のトイレのドアはけっこうきつくて開けにくい。ぎゅっと力を込めて押し開ける。トイレに限らす、ふすまや扉が開けにくかったり閉めにくかったりする古い家だが、そんな家をあれこれ改造して自分たちにとって居心地よく修繕していくのはなかなか楽しい作業だったりもする。

 うむ、トイレから出ようとしたら例によって扉があかない。今日はいつにも増してキツイな…などと思いながらいっせーので思いっきり押し開けた。ばーんと扉が開いた瞬間、ころっと音が。鍵の部品が落ちれいる。なんと、鍵を外すのを忘れていたのだ。笑 こんなことアリ!?自分が酷くてびっくりしすぎて、記事にしてしまった。 

 ころっと音がしたものは、ドアフックの引っかける側の部品。ドアノブの下に鍵穴を取り付けてあるが、フックの引っかける側を鍵穴の中にねじ込んでいた(可愛いではないか)。修理しなければ!



イモムシ教団事件

hinakichi
2021年8月4日

 7月21日投稿の続きである。イモムシ・ケムシに益々興味を持った私は、イモムシ教団事件という奇妙な歴史に辿り着いた。小名木善行さんという日本の国史啓蒙家のブログ、Youtubeに詳しく紹介されている。以下抜粋

7世紀のあるとき、日本が大きく変質してしまいそうな事件が起こりました。
それが「イモムシ教団事件」です。
日本書紀に書かれています。
日本人が現世利益のために「イモムシ」を信仰する国になりそうになった事件があったのです。

それは、西暦644年(皇極天皇3年)・・・いまから1376年前のことでした。
いまの静岡県の富士市か富士宮市のあたりに大生部多(おほふべの おほ)という者が現れて、ちょっと変わった種類の大きなイモムシを常世(とこよ)の神だと称して、イモムシ信仰の宗教団体を作り、「なんでも願いが叶う」と言って、信者に全財産を寄進させたのです。(ねずさんの学ぼう日本HP より)

 HPと動画では、その教団の教祖・大生部多(おほふべのおほ)を秦河勝(はたのかはかつ)が退治するまでを解説している。最近神社巡りもしているのだが、秦河勝は日本に神社を広めた人らしいので、神社経由で秦河勝を勉強していたのだが、イモムシで繋がった。笑

 動画が面白いので是非。