絵本「コッタロのチビッコ」の入稿用データを一旦完成させて、原寸大でプリントしてみた。今回背表紙付で印刷しようと考えている。まずは少部数で印刷するためにオンデマンド印刷で発注しようとすると、サイズがA5しかない。一応釧路湿原の広い大地が舞台なのでせめてB5で製本したかった。。と思って書店でサイズの物色をしてみると、意外に問題ないような気がしてきた。あとはイラストやデータの確認をして、いよいよ入稿である。
月: 2021年8月
データ化作業中
昨日から2006年頃制作の絵本「コッタロのチビッコ」をデータ化している。ずっと眺めているのだが、久々に見た感想は、今だったらこういう描き方はしないなあ~という事。釧路湿原の自然をまったく自分の空想の景色で描いている。それってアリなのか?? 気になってしまうのだが、だからといってかつての作品を描きなおすのは、一部ならできそうだが全体にわたってしまうとちょっと大変すぎるな。15年も前だと自分も変わっているし、思い切るまで勇気が必要だ。散々考えて、当時これで良し!と思った作品だから、そのまま残して印刷してしまって、今後改訂版に取り組むかもしれない余白を残しておこうかと考えた。
実は今後バーコード取得にチャレンジしたくて色々調べている。取得自体は難しくなさそうなのだが、在庫を大量に抱えないため少部数のオンデマンドで印刷しようとすると、(今回の絵本の場合)希望のサイズが無いことが発覚。なので、まずは小さ目だが注文できるサイズで少部数印刷してみて、様子を見てみようと思う。(まだ協力いただいた皆様の了解を得ていないので、試しに検討してみたという段階である。いよいよ描きなおしたくなるかもなあ)
コッタロのチビッコ
2005~6年頃に制作した絵本「コッタロのチビッコ」を、印刷して製本するために作業を開始した。当時はパソコンも使っておらず、資料を探せない。ひどいな! 当時セブンイレブンでコピーしてただ閉じただけの製本をしたが、かっこの良いものではなかった。原画をデータにしようしようと思いながらずるずるしていたのだが、昨日とうとう原画を引っ張り出してスキャンした。セブンに持って行って一画面を半分に分けて2回ずつスキャンするのだがけっこう面倒な作業でようやく宿題を終わらせた気分。
当時浦巧さんという鳥の研究をされている先生から、釧路湿原・コッタロ地域在住の中本さんご夫婦の丹頂鶴に纏わる体験談を伺い絵本化を試みました。当時はオンデマンドで印刷などという方法は知らず、それ以前にパソコンを持っていなかったので入稿データも作れなかった。セブンでコピーしただけの製本でも一冊3000円以上かかった(たしか)ので増刷できず、また色々意見頂いたものを消化できないこともあって保留していたのだが、20年弱の時を経てリセットされたのか、久しぶりに目を通して修正部分を確認。ようやく重い腰が上がったのである。長い間保留して失礼をしてしまったが、完成したら真っ先に浦先生と中本さんご夫婦にお送りしたい。
URA OTARU BAZA-ART
ウラオタルバザートとは、北海道小樽市の梁川通りを中心に開催される「自由な表現」を楽しむバザールとアートのイベントです。こちらのHPにコンセプトが紹介されています。➡ウラオタルBAZA-ARTHP
2021年8月11日(水)から8月29日(日)まで。あと5日間やってます!自分は昨日行ってきました。雨降ってたけど明るい雰囲気。楽しかった!
目玉は奈良美智さんの展示と旅の記録映画上映。ウラオタルチンドン楽団の練り歩きや、通りの路上チョークドローイング、カスタネットや藁人形づくり。20組の出品者がひと箱ごとに手作り商品を販売したり。様子はこちらから!➡ウラオタルBAZA-ARTツイッター
「小樽 昭和ノスタルジー」という小樽のかつての様子がわかる大変興味深い書籍があるのだが、その中にやはり路上にチョークで絵を描きまくっている子供の様子が。昔はこんな光景が日常だったようです。今回のイベントの主催者ジーンズショップロッキさんの紹介記事でした。
イベントの動画も上がっていたのでご覧あれ!
アリの結婚飛行
アリの結婚飛行は次のように行われます。島田拓さんのHPよりご紹介します。
巣の中で産卵ができるのは女王だけで、普段は働きアリしか生まれてきませんが、コロニーの数が増えてくると、繁殖期に羽の生えた新女王と、同じく羽を持つオスアリが生まれてくるのです。巣で生まれた新女王と雄アリは、繁殖期になると、いっせいに巣から飛び立つのです。この行動を結婚飛行といい、クロナガアリは4月、クロオオアリは5月、ケアリは7月、シリアゲアリは9月、トゲアリは10月と結婚飛行の時期は種類によって異なります。そして、巣から飛び立った新女王は別の巣のオスと交尾をします。このとき女王は数匹のオスと交尾をすると言われています。女王がオスと交尾をするのは、一生でこの時期だけなのです。女王アリの寿命は10~20年もありますが、結婚飛行の時にオスからもらった精子を体内に蓄え産卵し続けることができるのです。交尾を終えた女王は、地上へ降りて羽を抜きます。そして地中へ潜り一匹で子育てを始めるのです。※中には数匹の女王が協力をしてコロニーを創るようなアリもいます。-Antroom HPより抜粋―
交尾は飛翔中に行なわれる。びっくりしたけど、それがきっとスムーズで合理的なんだろうな~?今年の夏の間に、うちの庭に住み着いている蟻の種類を特定し、結婚飛行とその時期を確認しようと試みている。