アリの結婚飛行

hinakichi
2021年8月19日

 アリの結婚飛行は次のように行われます。島田拓さんのHPよりご紹介します。

 巣の中で産卵ができるのは女王だけで、普段は働きアリしか生まれてきませんが、コロニーの数が増えてくると、繁殖期に羽の生えた新女王と、同じく羽を持つオスアリが生まれてくるのです。巣で生まれた新女王と雄アリは、繁殖期になると、いっせいに巣から飛び立つのです。この行動を結婚飛行といい、クロナガアリは4月、クロオオアリは5月、ケアリは7月、シリアゲアリは9月、トゲアリは10月と結婚飛行の時期は種類によって異なります。そして、巣から飛び立った新女王は別の巣のオスと交尾をします。このとき女王は数匹のオスと交尾をすると言われています。女王がオスと交尾をするのは、一生でこの時期だけなのです。女王アリの寿命は10~20年もありますが、結婚飛行の時にオスからもらった精子を体内に蓄え産卵し続けることができるのです。交尾を終えた女王は、地上へ降りて羽を抜きます。そして地中へ潜り一匹で子育てを始めるのです。※中には数匹の女王が協力をしてコロニーを創るようなアリもいます。
Antroom HPより抜粋

 交尾は飛翔中に行なわれる。びっくりしたけど、それがきっとスムーズで合理的なんだろうな~?今年の夏の間に、うちの庭に住み着いている蟻の種類を特定し、結婚飛行とその時期を確認しようと試みている。

2019年に制作した「そら君が出会った不思議な青いチョウ」より