十年一見展2019 中国にて

hinakichi
2021年8月9日

 昨日は銭湯についての記事を書いたが、揶揄してるのではと誤解を生んではいけないので言わせていただくと、私はああいった「変わった・不思議な・奇妙」な「空間・人・物事」が好きなのである。大変に興味を持つのだ。作品もそうだ。何が何だかわからないといった作品、その人からしか出えないものが見たいのである。

 2019年に父の石の買い付けに同行し、中国に行ってきた。かつて絵本の制作を共同でした時(作画を担当)のコンサルタント会社・北京真友堂国際技術発展有限公司の白文花さんと、文章を担当してくださった白さんの夫・谷泉さんを訪ねた(出版はされておりません)。その際に訪れた美術館で開かれていたのが十年一見展だ。朱仲魚さんの作品が、それこそ何が何だかわからない。わからな過ぎてややしばらく心を奪われた。写真ではわからないが、目のない顔面の口から出ている人間の2本の脚が、顔面と水平にぐるぐると円を描くように動き続けている(脚は下に下がったまま)。奇妙すぎる。。!!喜 タイトル、今となっては読めないのだが、翻訳してもらえば良かったな。私はまだまだ見て下さる方の顔色を窺ってしまうのだが、そういうのを乗り越えて突き抜けたいのだ。(奇をてらうという意味ではないヨ)