ミキオ氏が新アルバムを制作中。現代の食や健康について考えてきたここ数年の想いをしたためた笑撃の問題作である。先日イベントで披露した「地獄のスーパー」も収録曲の一つ。
そこで早速ジャケット作りに着手する。初めは色々イラストを制作する予定だったが、どうもイメージに合わない。写真の方が良いようだ。なので、展示で発表は出来そうもないな。
大体イメージはまとまったので、あとは音源や記載情報が上がって来るまで一旦保留。 目標としては6月末頃に完成予定。こうご期待!!

アイスの出来立てを冷凍庫にいれる段階でもたもたしてしまい、恐らくそのせいでどんどん空気が抜け、冷凍数時間で固くなってしまいディッシャーで掬えない問題。その後、出来立てをディッシャーで掬ったものを冷凍庫に入れてみると、物によってはすぐにスプーンがささるため、一応提供出来そうだということがわかった。しかし制作の絶対量が少ないため色々な条件がバラバラのまま比較がしづらくなってしまい、だんだんアイス商品化の熱が冷めてきた。
そんな中、先日居酒屋を営む友人夫婦のお宅にお邪魔していきさつを話すと、パイナップルを使ったアイスを教わった。冷凍パイナップル・ヨーグルト・生クリーム・砂糖をミキサーで撹拌し、それを速やかにディッシャーで掬い冷凍する。すると、なんと!今までの中で断トツで、何日経ってもがちがちにならないソフトなアイスが出来上がった。おそらく、パイナップルの繊維が空気をより一層含んだまま留まらせる効果があるのではないだろうか。
思いつき当初は、家庭用のメーカーでも毎日地道に作り貯めていって、土日に販売なら売れるかな?と考えたのだが、コストに対する手間を考えると、もし本気出すならやっぱり業務用メーカーを入手しない事には上手く回らないだろう。つまり今頭の中はピーナツバター販売でいっぱいな、移り気な私なのである笑。早速ラベルの制作をしようではないか。
少し前にyahooニュースで、手塚治虫の50年前の漫画が現在の世の中の状況を予言していたとニュースになっていた。手塚治虫が令和の災厄を予言した!? 異色のヒーロー作品『サンダーマスク』
なぁ~にいー!記事を見ると確かに出てくる設定や単語があれこれシンクロしてびっくり。手塚治虫の漫画であれば、買って損することも無いだろうと思い、早速ネットで購入するミーハーな一戸家。サンダーマスクとカノンの2冊セット。
サンダーマスクはストーリー自体は予言マンガ的要素はなさそうですいすい読み進めることが出来たのだが、同梱されていた傑作短編集「カノン」の、どの作品もがなかなかの衝撃内容。戦争やマフィアの抗争などの、時代の空気感がとても暴力的でかつ救いも無い。シビアな展開はファンタジー要素がありつつも何故かリアルで打ちのめされる。しかしながら、ひどく引き込まれる作品群である。
高校時代の美術部の先輩、秋山一郎氏。高校生の頃は洋画を制作しておられたが、大学に進学し道外に出てから立体も手掛けるようになっていった。そして2019年、小樽美術館の企画展・鈴木吾郎と新鋭作家展でご一緒した。作品は日常で使用する木工のスプーンやクルミなど様々な植物で染められた布物や和紙、更にはアクセサリー、染めた布で作ったエプロンやら、果てはパイプオルガンまで。実生活では家の改築は全て手掛け、階段制作が大変だったり、家で使うものは何でもかんでも手作りしているようなのだ。
「昔ながらの技術でつくられたそれらの作品は街中でもよく見かけられるものですし、作品としての独創性を追求し人を驚かせたりする要素があまりないかもしれません。しかし、四季を追いかけて身近な自然物を相手にしながら私は、私の制作と私がいきているという事とが、今になってはじめて一致してきたように感じています。」 展示期間中のイベントのチラシの言葉を抜粋
う~んこれこれ!最近の私たちの営む生活でこういうことにつくづく共感。いや、私たちはまだお遊び程度なんですが。展示で、壁一面にズラッと飾られた木工スプーンは圧巻。ある時左手用のスプーンを依頼され、ジャストフィットする形を求めてあれこれ制作を重ねていくうちにこのような情景になっていったようだ。こうして展示されるとやっぱり現代アートだな。
「今回の作品は現物にこだわりました。例えば草木染の布にはとてもきれいな色が出るけれども、これを写真に撮っても、この綺麗な色はなかなか写らないです。 明日はパフォーマンスとしてスプーンを使った実食を行います。スプーンは口で感じるものです。~中略~パイプオルガンも生音です。作った5年前から家にあって、子どもがいじっていても、決して飽きることがない。その場でしか味わえない本物の魅力を感じて頂ければ嬉しい。~中略~こんなに豊かな質感の世界があったのだということを、感じていただけたらと思っています。」アーティストトークの文字起こしより抜粋
現在畑使用の土地は購入時笹薮であった。笹はいくらでも手に入るので、今年は笹の葉で何かできないかと目論んでいる。