生命の神秘

hinakichi
2021年10月14日

 今から3~4年前の出来事。ある冬の日、電車の発車時刻に焦り慌てて小走りしていたところ、案の定氷の上で転倒してしまった。思い切り膝を擦り、ジーンズに穴が開いた。膝に出来た擦り傷に絆創膏をはり、取り合えず対処をした。それから幾度となくお風呂ORシャワーに入るのだが、絆創膏が際まで綺麗なままピッタリ張り付き一向に剥がれない。最近の絆創膏は性能が良いのだな。。などと感心し剥がれないのだから剥がれるまで自然に待とうと思い放置していたところ、なんと一か月が経ってしまった。(えっ汚いと思った皆さん。私が肌断食をしている事も影響したと思うのだが、肌断食についてはまた後日)。

 張り付いたまま放置したためより一層粘着してしまったのかもしれないが、一か月たっても剥がれないのでとうとう思い切って剥がしてみた。するとどうだろう!擦り傷のまあるい跡の部分に、絨毯のようにふっさりと毛が生えているではないか!5~7,8mmくらいの長さがあったように思う。最近の研究では傷口は乾燥させず保湿しておくことで回復が進むという話なのだが、まさにそれか。傷口がふさがるどころか、次回遭遇するかもしれない事故に備えて毛まで生やすとは。

 あまりの衝撃に一時ネタにして話して回った。これって毛生え薬の開発に活用出来ないだろうか。

もっと柔らかそうな毛がフワフワ生えていた



ノシメマダラメイガ

hinakichi
2021年10月13日

 シンク下扉内に保管していたお米に虫よけのため乾燥唐辛子を入れておいていた。それがこの暑さのせいで唐辛子が溶けて周りのお米が赤く染まっている。なんてことだ。湿度が高いということなのか?そして、中に多数の虫を発見!お米に虫がつくとはこういう事か。初めての経験である。改めてお米を買って今度はとりあえず冷蔵庫と、キッチンの台の隅の見えるところに置いている。これから冬なので来年の夏にはどのように保管すると良いか考えなくてはならない。冷蔵庫に全部は入れられないし。

 そんなことがあったことをすっかり忘れて田舎ライフを楽しむ日々。先日天井からぽとっと落ちてくるものが。これは、見覚えのあるイモムシではないか。お米の袋の中を早速捜索するが見当たらず、一応安心。しかしどこから出てきたのだろう。数日してまた突如テーブルの上にあらわれたイモムシくん。こ、これは…いる。絶対にいる!…そして昨日乾燥大豆を使おうとしてとうとう発見。ああ、ジップロックで2重に密閉されていたはずの袋の中で元気よく集(つど)っている…。

 調べると、おそらくノシメマダラメイガで間違いなかろうと思う。一応害はないらしく、虫を除けば食べても問題ないらしい。問題ないと言われてもこれって美味しさを維持できているのだろうか。しかしながら、私は食糧難に備えて虫を食べる覚悟を吹聴して回っているのになんという体たらく。う~ん、イモムシ系はちょっとも少し後かな!。とある昆虫食体験記(どのブログか忘れてしまった)を読んでいると、初めは恐ろしく抵抗をかんじるのだけれど、食べだすと急速に慣れていく、というくだりが興味深かった。虫なんてエビを食べるのと同じという知人の言葉を思い出す。



テレフォン人生相談

hinakichi
2021年10月10日

 畑の仕事中、ずっとラジオが流れている。普段はラジオを聞かないのでなんとなく新鮮。チャンネルは良くわからないのだが、11時にテレフォン人生相談が始まる。パーソナリティーは加藤諦三氏。日本の社会心理学者なのだが、心理学の本を沢山出している。あるがままに生きる・森田療法により自身の不安障害を克服し、同療法の観点から悩みを解決するお手伝いをしたい、と考えたのが始まりと昔本で読んだと思う。

 かくいう私も、20代半ば頃に初めて加藤諦三の『「やさしさ」と「冷たさ」の心理』(大和出版 1985)という本を読んで衝撃を受け、人生観ががらりと変わった経験がある。そんな氏の人生相談、興味深く聞き入っているのだがなかなか厳しい。相談者さんが説教されることもしばしば。相談者さん、相手を自分の思い通りに動かしたいのに動いてくれなくて怒っていたり苦しんでいたりする。しかし表面上自分に都合よく悩みを語っても即座に見破られてしまうのだ。そして喝!なんか爽快。笑

 少し前の相談で、ずっと仲良く暮らしていた夫が、ある日遊びの交通費をお願いしたら突然怒り出してそれ以来亀裂が入り離婚の危機で困っているという内容があった。ずっと仲良く暮らしてきたのに、どうしてこんなことになってしまったのか。氏の返答は「あなたは生まれてきてから今までの人生で、人間関係で「仲が良い」という経験をしたことが無いので、仲が良いとはどういうものかがわからないのです。」う、う~ん刺さる!!涙。親との絡みもあったんだったかなあ、この時は優しめにエールを送って纏めてたと思うよ。多分(いつも作業中なので時々聞こえなくて若干不完全燃焼)

 今までに5,6冊本を買った。色々な切り口から展開していくのだが、根本的な部分で伝えたいことは同じ。だが、言い回しや表現に必ず「お、これはなるほど」と思える新鮮な場所があるので時々、これからも新刊に手が伸びると思う。

カバーはもはや無くなってしまった

 



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あけび

hinakichi
2021年10月5日

 作家仲間のお宅にお邪魔して、木になっているあけびをいただいた。写真のように自然に実が割れてくると熟して食べごろらしい。初めて見たが、けっこうグロい。以前紹介した本「北海道 山菜・木の実図鑑」(山岸喬・敦子著 北海道新聞社出版)でアケビを調べてみた。

 若くて柔らかいつる、果実、果皮を食べる。果実はゼラチン質で、黒い種子が多数あるが、果皮が割れてから食べると非常に甘い。果皮も食用になり、苦いので、ゆでてから灰汁抜きして煮物やあえもの、みそいためなどにする。また、乾燥して保存しておくと、食材として一年中利用できる。ー抜粋終了ー

 意を決して、種とまわりのゼラチン質を食べてみると、甘酸っぱい感じ。なんとなくシンナーのようなスーッとする香り。松林のような香り?もしかして発酵したかな。果皮の白いふわふわは苦かった。グレープフルーツの果皮や筋みたいなイメージの味。

 食べ方の一つとして、果皮の肉詰めレシピが紹介されていた。アケビ、どうやら普段から喜び勇んで食べるものでもないから、いよいよ食うに困った時でいいかと思ったが、そういう時は肉も手に入らないだろうな。



Creep

hinakichi
2021年9月30日

 RadioheadのCreep。俺は気持ち悪い奴なんだ!ウジ虫なんだ!!(引用 Sheiter Of The Pilgrim)と顔を真っ赤にしながら絶叫するトムさん。身の捩れや熱すぎる思いを是非堪能して頂きたい。

この曲は沢山のアーティストにカバーされているのだが、Vintage Postmodern Jukebox Radiohead Cover ft. Haley Reinhart、こちらの動画素敵です。



気配・修正9/29

hinakichi
2021年9月29日

 だいぶ黄色味が収まって、何となく平面的になってきた。これから微妙な色味を重ねて空間を広げていく。

 ところで、昔描いた作品の上から重ねて新しい作品を描きだすと、途中想定していない閃きが起こって自分にとっても新鮮な作品に仕上がるという作業が面白いと思っているのだが、最近は色について試行錯誤をはじめてからまだまだ完成ではなかったなと感じる作品が溜まってきて、その時一度完成したと思っていてもこのまま放置では成長がないので、それらを引っ張り出し引き続き描き進めることにした。

 これには別の側面もあって、昔はどんなにしょうもない作品でも出来の悪い子ほどかわいいと言わんばかりにあれこれ取っておいたのだが、そうすると作品がどんどん溜まっていく。ここ数年は30号~50号のキャンバスが毎年4枚ずつ溜まっていくのだが、こうやって毎年この塊が増え続けることが恐ろしくなってしまったのだ。制作活動を続けることが出来るという事はスペースがあるという事なんだと思った。ようやく覚悟がきまって、これはという作品を潰し始めた。



ウドンコカビ

hinakichi
2021年9月27日

 南米のアンデス山脈でナンキョクブナに寄生するエリシフェ・ハブリレンコアナの付属糸は美しいスプリングコイル状。

 日本でエゾエノキに発生するエリシファ・ミチコアエの付属糸はたおやかな曲線を描き、いかにも女性的な柔らかさを感じさせる。

参考文献:驚きの菌ワールド(日本菌学会編)



クルミ染め

hinakichi
2021年9月23日

 大量に収集してきたくるみの果皮を剥がしたものが、凄く色が濃くて手につくと落ちにくい。そこで染物を出来ないかとチャレンジ。黒い果皮を色々塗りたくると、良い色に変身。これはいいぞ!検索するとクルミ染めの記事が大量に出てきた。

クルミの果皮

 家の窓の外に板と切り株を使ってベンチ&テーブルを設置作業中なのだが、クルミで色付け、なかなか良い。鳥の巣箱を来春用に5個も作ったのだが、それらもクルミで染めて畑に設置。来春鳥が訪れてくれるか楽しみである。



背表紙!

hinakichi
2021年9月22日

 「茸服飾見本」第三刷が到着した。初めての背表紙付印刷。これがなかなか嬉しいぞ。中綴じ冊子のに比べてぐっとランクアップする。さて、こちらひと段落したところで、第2弾の冊子制作について考えている。次作は胞子に着想を得てなにか出来ないだろうか。胞子の形状が様々で面白いのだ。ということで、まずは「驚きの菌ワールド」(日本菌学会編)という本を購入。

 ところで、バイキンには、漢字があるって知っていますか?「黴菌」と書きます。「黴」はカビという漢字です。「菌」はきのこを表します。ですから「黴菌」とは「カビ・きのこ」の意味なのです。(「驚きの菌ワールド」まえがきより)

 カビもきのこも仲間なのである。イモムシもそうだけど、一般的に嫌がられている存在も突き詰めると実に興味深い世界が広がっていて、気持ち悪いという感覚自体が消滅していくのが面白い。



蜂鳥あみ太+acc田村賢太郎の北海道初来襲

hinakichi
2021年9月21日

 昨晩は小樽なまらやさんで蜂鳥あみ太+acc田村賢太郎のライブ。初めて拝見しましたが、あまりにも強烈!!蜂鳥あみ太さんは地獄シャンソン歌手。全身網タイツで登場。

「シャンソンは三分間のドラマ、その内訳は1分間の殴り合いと1分間のセックス、残りの1分間は爆破シーン」をモットーに今日も地獄に潜伏中。蜂鳥あみ太=4号オフィシャルサイトより

 モットー通り暴力的といえるほどに向かってくる音楽、パフォーマンス、熱気!これは生で体感してほしいですなあ~!トークも凄いテンションで繰り広げられるのだが、計算ずくというよりもいっちゃってる感、だからこその凄み!(?笑)ずっしりと構えた田村さんのアコーディオンが地上にあみ太さんを繋ぎとめております。

 *後日改めてネットで動画を見たのだが、記憶の中の激しさに反して思いのほか落ち着いたライブ回し。完全にあみ太ワールドに持っていかれていたのだな。