
本日、毎年恒例のTHEY展vol.9開催3日目です!鈴木は終日市民ギャラリーと裏小樽モンパルナスを行き来しております。見当たらない場合は、受付にお申し出下さると会場に向かいます。よろしくお願いします!
本日、毎年恒例のTHEY展vol.9開催3日目です!鈴木は終日市民ギャラリーと裏小樽モンパルナスを行き来しております。見当たらない場合は、受付にお申し出下さると会場に向かいます。よろしくお願いします!
だんなさまに任せっきりだった家の畑。今年、いつになく畑作業に私の力が入り、毎日土をいじる日々。今年は電動アシスト自転車を乗り回し、すごく筋肉がついてきた実感がある。ある日、銭湯で鏡を見ると、明らかに太ももが太くなっておる。びっくりした。そのせいか、畑で土を掘る作業が、自分でも驚くほどスムーズで、疲れにくい。
5月15日のこと。午前中に畑作業をしていると、ちょうちょが飛んでいる。どれどれ、小ぶりだな~。青いぞ。…よく見ると、これは、まさかのゴマシジミではないのか!? でも、ゴマシジミがいるという事は、この辺に吾亦紅が生息しているということか。小樽には、朝里川や天狗山の方にゴマシジミが確認されているようだけれども。私はかつて、準絶滅危惧種であるゴマシジミについて、皆さんに生態を知ってもらい、自然を取り戻し保護する目的で、北広島ゴマシジミ研究部とともにゴマシジミの冊子を製作したことがある。ともあれ、生息域が広がっているなら、喜ばしいことではないか。と、そこまで考えてさらなる疑問が。今、5月の半ば。本来ならまだまだクシケアリの巣の中で幼虫の姿でアリにお世話になっている頃ではないのか。
2014年、2019年に冊子を製作するために、ゴマシジミを見続けてきたし、死ぬほど描きまくったあのゴマシジミである。見間違えるはずがない!!と、思う…。こんなことってあるのかな。なにかの事情で、そのようなことがあるのかも知れない。というか、実は珍しいほどのことでもなかったりして。自分の都合よくロマンある解釈をすると、これは、私に何らかのメッセージを伝えにきた、メッセンジャーなのだな。幸せな気持ちになったことは間違いない。次の日、ちょっと胃の痛い打ち合わせを控えていたのだが、無事に終わったのも、このゴマシジミのおかげかも知れない。そこで、早速ナガボノシロワレモコウの苗を注文し、畑に植えることにした。小樽の塩谷を、朝里に次ぐゴマシジミの生息域に!
昨日、家の風除室にベニシジミが入ってきて私に止まったので、畑に連れて行った。ゴマシジミも撮りたかったな!
追記
この10日ほどあとに、同じ個体と思われる青いシジミチョウが現れた。こんどこそはと、動画を撮った。前回は慌てていてよく観察できなかったのだが、これはゴマシジミではなく、ルリシジミではないかな。いやはや、先走ってしまいお恥ずかしい。ゴマシジミの色々な種類については勉強していたけれど、シジミチョウ全般についての勉強はしていなかった。調べると、ルリシジミはごく普通に見られるとあった。いやいや、他にも似たようなシジミチョウが沢山いるので、後ほど動画をみて検証しよう。
2006年に製作した絵本「コッタロのチビッコ」。これは、当時中標津高校に勤めながら鳥の調査を行っていた浦巧先生からご提案いただいたお話だった。大阪から釧路湿原のコッタロ地区に移住してこられた中本民三さんアキ子さんご夫婦と、タンチョウヅルの一家との、愛情あふれる交流の物語である。大自然の中で育まれる、自然と命の物語。
当時、製作はしたものの、まだまだ力不足で、身近な面々からは「う~ん、どうかなあ」という反応だったのだが、どこを直すと良くなるのかも見当がつかず、また製本データを製作する技術もなく、コピーをホチキスで束ねるのが精一杯。そんなこんなで宙ぶらりんになっていた。
3年ほど前に、このままにはしておけないと一念発起。16年程たち、自分も変化してきており、絵に関して色々見えてくるものがあった。修正の必要な部分がどんどん見えてきた。そして、去年の暮に少部数で印刷にかけてみた。それを、原案の浦先生とモデルとなった中本さんご夫婦に送ったところ、大変喜んで下さり、小学校に配りたいので沢山刷りましょう!となったのだ。
そこで、今回はプロの手をかりようと札幌の中西印刷さんに見て頂いたところ、文章の修正が必要である事がわかり、丁寧に指導していただいたのだが、さすがプロ! 急に絵本になってきた。今、絵の最後の修正を行っている。明日、原画を中西さんにお渡しして、いよいよ完成まで近づいてきた。
ネット印刷ではなく、正式に印刷会社にお願いするのも、内容を指導してもらったり、ハードカバーになるのも初めての経験。とても完成が楽しみである。
昨日、群青展の搬入及び展示作業を行ってきた。昨年、一昨年にTHEY展に展示した作品と新作を並べて3点の出品である。製作中、「こうしたいけどどうしたらよいのだろう」とずっと考えていた問題が、展示の前日や2日前などギリギリになって思いつく(ひらめく)事が恒例になっている。今回も2日前の夜になって「そうか」とひらめき、そこからまあまあ大きめの方向転換を開始する。けっこうなストレスなのだが、やはり気が付けたことに感謝。追いつめられるとちゃんとひらめくものだなあと感心するが、もしや結局締め切りに間に合うように心の底で無意識に本気出し渋っているのかもしれないなあ? 締め切りより早く完成することってないからな。今年は締め切り関係なしにばんばん作品を完成させて、次に取り組むというようなスピード完のある製作が出来ると良いな!
搬入作業見渡していると、力作ぞろいだなあとワクワク。明日の3時前後に2時間ほど在朗するのだが、完成した会場を見るのが楽しみである。皆さま、是非お気軽にお越しくださいませ!
今年も、群青展の季節がやってきた。来年は一旦お休みするという。一区切りする群青展、どのような会場になるか。
今回私は、な~んと!いよいよトーラス体をテーマに製作を進めている。ひいては、理解もそこそこに、今流行りの量子力学なんかにうっとりしている今日この頃。とかなんとか、それはいいけどさあ~、アクリル絵の具の難しさの原因が少しづつわかってきて、だからこれまでの書き方ではない新しい書き方を開発せねばならんと覚悟した。今更油絵には移行できないし、いや、出来ないときめつけることもないんだけど、アクリルととことん向き合おうではないか。
最近の気づき。塗り重ねが厚くなると色が淀んで沈んできてしまうので、このところ使う色はなるべく薄い色で慎重に塗り重ねるように気を付けていたのだが、水に濡らせば簡単に削り取ることが出来るという事に気が付いた。クレヨンのように削りとれるのだ。べたべたと塗りたくって単調になってしまった画面に、ニュアンスをつけることも出来る。なかなか良くならず、進まなかった作品が、また少しづつ前進しだした。
4月に製作した星美和さんのバレエレッスンCDのご紹介を、漸く行うことが出来る。というのも、仕事の完了直後にまだ3年目程のパソコンが突然壊れてしまい、その時のデータの扱いを失敗してしまい、回復に手間取り、このような時期になってしまったのである。
感謝の気持ちを花に束ねるイメージで、タイトルは「Bouquetof Happiness」。とうとう目標であったバレエレッスンCDの10枚目! 私としても感慨無量であり、これまで私を使ってくれた美和さんにも感謝しかありません。この10枚の間に、どんどん活躍の場を広げていく美和さん。レッスンCDの枠を超えて素晴らしい演奏や楽曲を、皆様に是非ご堪能頂きたい次第。美和さんのHPはこちらから!➡星美和HP
すっかり秋も終盤、雪の降る日も増えてきた。今年は夏が暑すぎて、作物がうまくならなかった話をよく耳にした。一戸家も、今年はあまり畑に手をかけられない都合もあって、真の自然農法またの名を完全放置農法となってしまったこともあるのだが、去年のようには収穫できなかった。しかしながら、にらは何度も美味しく食べられたし、受粉しなかったかぼちゃやズッキーニも、いくらか育った。最近、室内でお香の代わりにホワイトセージを焚いているのだが、購入したものより、育てたホワイトセージの香りが気に入っている。
さてそんな中、今年のリンゴは優秀であった。4本あるリンゴの木全部合わせて、とうとう7つ実をつけ、最終的に4つ収穫できたのだ。去年は初めて3つ実をつけたのだが、途中で枝が折れてしまい、枯れてしまっていた。いざ試食すると、さわやかで甘酸っぱく味が濃い。おいしいぞ!! 親にお土産で持っていくと、「経験したことのない美味しさであった」との感想。これは、来年も期待大!
筑波大学で物理学の講師をされている関場大一郎氏が、「名器ブーシェを再現し、クラシックギターの音色の秘密を解明したい」というクラウドファンディングを立ち上げております。
関場氏は、大学在学中にギターを始め、2014年にギター製作を開始。2018年、欧州の国際会議に出張の際、製作した1本のギターを持参し、ドン・ピラーツ氏、ジャン-ピエール・マゼ氏にコメントをもらう。…って、すごい行動力だな!! この度のクラファンは、一つ目にブーシェの弟子であるマゼ氏のもとでブーシェ流のギター製作法を学ぶことと、二つ目に、筑波大学で、製作したギターの振動モードや音響計測を行うことで、ギターの音の過渡現象を捉えることを目的としているとのこと。なになに!?難しそうだが、非常に興味深いチャレンジをしているのだなーー、詳しくはプロジェクトページを!
プロジェクト「名器ブーシェを再現し、クラシックギターの音色の秘密を解明したい」
関場氏の言葉「2つ目は帰国後の研究です。私の学術的な専門は物理学の知識を用いた先端計測手法の開発です。普段は主に新しい機能を持ったナノ薄膜の計測をしています。製作したギターについても新しい計測手法を通してブーシェの音色の秘密を明らかにします。本物のブーシェもお借りして自作のブーシェ・コピーとどれくらい違うのか、どれくらい再現できているのかを比較します。」~プロジェクトページより
「ご支援いただきましたみなさまへのギフトとして、プロジェクトにご賛同いただいたアーティストの方々による視聴コンサートを開催させていただここととなりました。その他に、コンサート・シリーズ演奏者の一人であるステファニー・ジョーンズ氏によるつくば公演も設けました。」~との事である。
面白そー!!どのように研究が進んでいくのか、非常に楽しみである。この度のプロジェクトの魅力を是非みなさまにお届けしたい。お時間のある方は、プロジェクト覗いてみてくださいませ!
暫く離れていたスートラネティ。最近思い立って、再開することにした。写真はスートラネティセット一式である。まず、一番左のネティポット(ドレッシング用ボトル)に重曹水を入れて、鼻うがいを行う。次に、一番右のオレンジのゴム紐を鼻に入れて、咽喉の奥から出し、両端を持って鼻の粘膜をしごいて鍛える。ヨガの修行僧がやっている、アレである。
実は今まで、鼻の奥まで貫通させるまでは出来るのだが、そのあとその紐の先をのどから引っ張り出して両端を持ち上下にしごくという事までは出来ないでいた。のどの奥に指を入れるのが怖いのだ。オエッてなるし。そこで写真にある、先の丸いピンセットを用意した。それが大当たりで、紐を引っ張り出すことに成功! ようやくスートラネティ最終形態まで達成できた。憧れの鼻粘膜しごきである。
そしてこの度、本格的に綿で作ったスートラネティ用の紐を購入した(写真参照)。蜜蝋でコーティングされており、少しカーブをつくったりといった自由が利く。しかしながら、ちょっとごつくて多少痛いので、もう少し慣れてからこちらに移行していこうと思う。ゴム紐は細く、しごいても手ごたえが少ないのだが、こちらは半分より後ろの編んでない部分の綿がおそらく水分を含み鼻腔にフィットし、全面的にしごけるのではないかと考える。
ところで、先日朝のコーヒーを飲んだ後、いつもは寝る前に行うスートラネティを早々に行った。その日、初めてのしごきに成功。そして、たまたま飲み残していたコーヒーを飲んだところ、驚いたことに味が激変したのである。いつものコーヒーの味に、入り豆の香ばしい香りがプラスされた。あまりの変化に衝撃を受けた。味を感知するセンサー部分が洗われたのだろう。多分すぐにまた鼻水で覆われるらしく、夜までは続かない。しかし、こんなに味が変化するなら、バリスタとかソムリエとか、味覚が重要な商売は、鼻の良さが必須だなとつくづく思う。それはともかく、鼻の良い状態をできるだけキープされるよう、スートラネティに勤しみたいと思う。