気配A・修正1/11

hinakichi
2022年1月11日

 ややしばらく気配Bの方の制作に集中していたのだが、だいぶ進んだところで漸くAの方に戻ってきた。行ったり来たりすることで新鮮さが蘇り再度やる気がアップしてくる。なんとなく煮詰まっていたのだが、再度方向が見えてきた。

 今月26日が搬入日である。二つとも、あとは迷わず細部に手を入れつつ完成へ向かう。27日から札幌での展示、群青展についてHPの展示案内にて紹介しております。前期の展示にわたくしが、後期のイベントにミキオ氏が参加致します。足をお運び頂けますと幸いです。

 今、アップする前に前回の記事を読み返したのだが、また瞑想というものをすっかり忘れていた。。!全然板につかん。よっぽど瞑想したくないのかな。



気配B

hinakichi
2021年12月24日

 だいぶいい具合にごちゃごちゃしてきた。混沌とする世界である。来年の群青展に気配(修正中、気配Aと改題)とともにこちらの作品を出品するのだが、統一感ゼロ笑。かろうじてタイトルを気配Bとしてテーマでつながりを出してみる。

 どうもこういったごちゃまぜに描き込む制作の方が自分は楽しいらしい。あと、気配Aの方で目標にしていた制作中に瞑想状態に持ち込むとか、何の話状態。集中力も落ち着きも無い自分にはどうもなじまない。今作品も制作開始する前に5分程瞑想しようと思っていたことを今思い出した。よし、明日こそ。

まだ完成ではない!



キャンバス再利用

hinakichi
2021年12月7日

 作品「気配」の再制作がなかなか進まない。どうも入り込めず、再度寝かせることにした。そこで、もはや飾らないであろうかつての作品を潰して別の再制作を試みる。もと画面を残しつつ、塗り重ねて新しい世界をつくるのだ。

こちら、2017年に完成させた「求愛のダンス2017」

 これもいつか写真を撮り直そうと思っているうちに気力を失っていた。肝心のかわいいお顔が見えないではないか。しかしながら、なんとも稚拙な出来である。時間がたつと見えてくるものがある。拡大するとぼやける解像度なので、一枚づつ改めて撮影し直し保存。そして左側2枚を切り離して、再制作をスタート。

左の2枚を、思い切って…⇒

こうだ!!(完成ではないよ)

 まだ手を入れ始めたばかりで、なんじゃこりゃ状態。どんどん改良を進めるのだ。1月末から始まる群青展に出品予定である。



気配・修正11/26

hinakichi
2021年11月26日

 修正が飛び飛びでなかなか進まないのだが、それでも、ほんの少しずつ前進してはいる。薄塗を繰り返すことで深みを出す練習。薄塗ゆえになかなか目指している色見に変化していかない。

 ある時期、なぜ制作活動をしているのかと問われると何と答えればよいかわからず困ってしまうような事が続いた。それに答えを出してくれた作家仲間がいた。細かい言い回しは違うかも知れないが、(もしくは自分の中で変化したかもだが)私にとっての制作は、素晴らしい作品を制作して、展示で発表して、世の中の皆さんに見てもらい評価を頂くということではなく、人と交流するための手段なのである。人はそれぞれ得意・不得意な分野があって、人と交流するうえで、皆得意な分野で交流すれば良いということ。つまり、私は喋る(言葉で伝える)ことが苦手で何言ってるかわからんとよく言われてしまう。そこで、言葉の代わりに最近の自分を伝える手段として絵を描いて、身近な仲間と交流をするのである。「最近どお?」「こんな感じ~」といった具合である。作品に、制作している頃の自分が良く現れているとつくづく思うからである。今回の「気配」展示した時期のなんと激しい色あいであったことか!まだ修正半ばではあるが、明らかな変化を感じつつある。



気配・修正9/29

hinakichi
2021年9月29日

 だいぶ黄色味が収まって、何となく平面的になってきた。これから微妙な色味を重ねて空間を広げていく。

 ところで、昔描いた作品の上から重ねて新しい作品を描きだすと、途中想定していない閃きが起こって自分にとっても新鮮な作品に仕上がるという作業が面白いと思っているのだが、最近は色について試行錯誤をはじめてからまだまだ完成ではなかったなと感じる作品が溜まってきて、その時一度完成したと思っていてもこのまま放置では成長がないので、それらを引っ張り出し引き続き描き進めることにした。

 これには別の側面もあって、昔はどんなにしょうもない作品でも出来の悪い子ほどかわいいと言わんばかりにあれこれ取っておいたのだが、そうすると作品がどんどん溜まっていく。ここ数年は30号~50号のキャンバスが毎年4枚ずつ溜まっていくのだが、こうやって毎年この塊が増え続けることが恐ろしくなってしまったのだ。制作活動を続けることが出来るという事はスペースがあるという事なんだと思った。ようやく覚悟がきまって、これはという作品を潰し始めた。



気配・修正9/19

hinakichi
2021年9月19日

 アクリル画「気配」の修正を宣言して以降、ぱったりと手が止まってしまい放置していたが、ようやく再開。とりあえず赤味を消そう。少しずつ色を乗せていく作業、これがなかなか楽しい。まだまだ赤い。

 展示から2か月半、久々に見て、えっこんなにオレンジだったっけ!?と自分で驚く。実をいうと、ブログで紹介した作品の写真は、白状すれば会場で見えた毒々しいオレンジを、そんなはずではないとばかりにフォトショップで自分のイメージまで抑えたのだ。けれども、今振り返るとやっぱりかなりのオレンジ色で作業を進めていたようなのだ。自分でも何故!?あの頃の自分が求めていたのは心に反してあのような激しいオレンジ色だったという事なのだろうか。見えていた色が目の中で変換されていたというか、体が求めていた色を脳みそが精神用に変換してインプットしていたという感じ。日本語がわからん。とりあえずようやく客観的に見えだしたという事で、次に進みたいと思う。



スポットライト!

hinakichi
2021年7月20日

 この度、スポットライトなるものを入手した。自然光で絵を描くことがベストであるのだが、夜制作するときは、部屋の明かりだけでは暗いのだ。

 このところ、色についての格闘が続いている。数年前まで、絵の内容や構図、大体の色の方向性が決まればあとは描き上げるだけという制作を続けてきた。それがある時、モチーフに炎を選び必然的に色について考えざるを得なくなった事が始まりで、それ以降色をどう見せるかが絵のテーマより重要になっていったのだ。群青展企画者の丸島さんの「イラストは線、絵画は色」という話に妙に納得したというきっかけもあった。

 すると、制作環境や展示会場のライティングがひどく気になりだしたのだ。はじめは絵具使いで散々格闘し、(色の種類によって反射が変わり面でなじまなくなったり、この色を出すためにどれとどれを混ぜると良いのか驚きや発見がいくつもあった、などなど)その次にようやく完成したものを会場で展示すると、思ったような見え方をしないことで苦戦が続いている。

 ある時の展示の制作を、引っ越したばかりの今思えば暗い部屋で描き続けていて、搬入1週間前に明るい日の光にさらした時に想定していた色よりもまるで明るすぎて今更どうにもできずに、会場ではどう見えるか心配のあまり搬入当日まで胃の痛い思いが続いた。またある時は、企画展で同じ部屋の作家さんがスライドの作品で部屋を暗くする必要があることが当日判明し、暗い絵を描いていたため、絵が見えにくく、スポットライトをあてると今度は光ってこれまた見えなくなってしまう。それぞれが自分の都合良い時間にきて自分の展示をすませて帰るスタイルだったので、この時は最終的にオーナーさんがうまく修正してくれたらしく、当日朝には良い感じにライティングを修正してくれていた。プロの技術はさすが。

 今回のTHEY展では、前述したが、暖かく柔らかいイメージで中心の手の部分だけ差し色程度にハッとするオレンジ~ピンク系の明るい色をのせたくらいのイメージで制作していたのだが、会場で展示してみると、ビカビカとどぎつく発色しているではないか!あまりにもイメージと違っていたため、心の折り合いをつけるまで2日かかった。

 しかしながら、展示も終わり今落ち着いて作品を眺めていると、やっぱりそもそもの作品の色のバランスがうまくいってなかったのだということに気が付きだした。その辺がうまくいっている作品であれば、どのような会場で、どのような明るさでも、それぞれの見え方でなじむのではないかと。

 今回の作品は寝室で描いているのだが、明け方4時半くらいには明るくなってきて、その時の色味が想定より赤味が飛んでいて、それはそれでなかなか素敵に見えていた。そのうち6時位になると赤味を帯びてきてそのくらいの色味で制作を続けていた。そして展示してみたら赤味やコントラストが強くなった。つまり、制作物ってこれが正しいっていう色の設定など自分の頭の中にしか存在していないんだなあという事だ。

 今回スポットライトを取り付けたことで、より色について検討するための材料に出来たらと思う。



作品「気配」修正開始

hinakichi
2021年7月18日

今回展示した作品の「気配」がこちら

次の展示(来年1月)にむけて大々的に改良することを決意。

前述したが、右手とそれにとまる蝶(現実)と、左手とそれに群がる蝶たち(空想)の組み合わせだったのだが、どうもわかりにくいので、もっとシンプルにするため、現実部分を削除しようと思う。

もう一つは、空想の蝶の翅の色が強すぎたため、もっと淡くしたい。本当は、制作中気づいていたのだが、展示に間に合わないかもという不安から、思い切って色をのせる事が出来なかったのだ。

あと、模様を描きこんでいくうちに、だんだん蝶とも言えない何か模様に変化していって、制作が瞑想のような状態になることを期待していたのだが、そこまでたどり着けなかったので、今回はそこまで行けることを目標にした。

まずは、右手を消してみる。

ようやっと手をいれてみたら、踏ん切りがついたぞ! これから、制作過程を時々アップしていきたいと思います。