鈴木吾郎展~悠久を舞う 会場動画UP!

hinakichi
2023年5月9日

 この度の展示設営作業から、初日の様子までを動画にしました。ざっと様子のみなので、是非直接作品を見て頂きたいです。お近くにお越しの際は思い出していただけますと嬉しいです。宜しくお願いします!



彫刻60年 鈴木吾郎展 悠久を舞う  

hinakichi
2023年4月28日

 明日から、父鈴木吾郎の彫刻生活60周年記念展が開催される。本郷新記念札幌彫刻美術館の企画展である。図録のデータ整理や作品の撮影、展示作品の梱包作業などなど、手伝いで特にここ1か月はドタバタだった。お馴染み星美和さんのバレエレッスンCDのジャケット制作とまるかぶりして、昨日は展示会場の最終チェックとCDデータ入稿が重なった。

 普段から散漫な脳みそが一層めちゃくちゃになってしまい、至らぬ点が多々あった。83歳のヨレヨレの父をサポートするために私が参加していたのに、二人そろっての頓珍漢な動きに動揺が広がる。笑 だが、どちらの仕事も皆様のご協力のもと無事に乗り越えることが出来た。

 今回の展示中イベントが色々あり、明日のオープニングではギャラリーツアーがある。詳しくは美術館のHPをご覧ください。本郷新記念札幌彫刻美術館

 イベント毎に私も会場に足を運びます。是非ご高覧くださいませーー!宜しくお願い申し上げます。



潮陵記念館コンサート

hinakichi
2022年6月20日

 2010年よりチラシを制作させて頂いております潮陵記念館コンサート。2020年よりコロナにより中止・延期になっておりましたが、今年はようやく再開される運びとなりました。今年度は平田侑(ゆき)さんのピアノです。

「平田 侑 ピアノリサイタル 〜愛すべき自然 美しい景色〜」 2022年9月3日(土)開演16時 チケット/2500円(高校生以下無料)*詳しくはこのコーナーをクリック

 潮陵記念館とは、小樽潮陵高等学校敷地内に1980年に竣工した建物で、同学校の歴史に関する様々な資料を展示すると共に、校舎と渡り廊下で繋がっている広いホールでは、現役の高校生たちの演劇や音楽の練習スペースとしても使われている。その音響効果の良さから、コンサートを開くアイディアが生まれ、1983年に第一回記念館コンサートが開かれる事となり、現在に至る。詳しくは潮陵記念館コンサートのHPを覗かれたし。

今年のチラシが完成!コンサート副題の「美しい自然」がテーマ

 



大甞飴

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2022年5月7日

 私は幼稚園から小学校4年まで夕張郡栗山町に住んでいたのだが、先日、慣れ親しんだ栗山の銘菓「日本一きびだんご」を製造している谷田製菓の、大甞飴というお菓子を戴いた。

 「甞」の字は、「嘗」の異体字で、「ナめる」とも読みます。大甞飴は大正4年(1915年)から続く100年以上もの歴史あるお菓子で、大正天皇の大嘗祭(だいじょうさい・おおにえのまつり)にちなんで作られたお菓子なんだそうですよ。大正天皇の大嘗祭の字を借りた、ナめるお菓子。三十の掛詞はけっこう気がきいてますね。(News ACTさんHPより)

 板状になっており割って食べるのだが、ゴマの風味が実に良いアクセントになっていて、とても美味しい。そしてこのパッケージ、、すごい素敵!!どなたのデザインなの~

 北海道開拓の精神と関東大震災の復興を願い、起備団合の名称で大正12年創製発売してから今日まで自然の原料だけを使い広く道民の皆様に御愛顧いただいております。谷田製菓HPより



旅路

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2022年4月26日

 畑で作業をしていると、ご近所さんによく声を掛けられる。昨日は、畑で植える植物の話になった。畑の周りにぐるっと葡萄を植えたいのですよと話すと、この辺一帯は昔は葡萄畑であったと。しかも小樽は塩谷発祥の葡萄。その名も「旅路」。えっ旅路って、ワインに使われている品種ではないですか。

 小樽の街中に出来た小さいワイナリーがある。若夫婦が出身はわからないが小樽に移住し、2015年に始めた「OSA WINERY」では、旅路を使った辛口白ワインを生産している。小樽のプレゼントとして、時々使わせて頂いている。なんでも、小樽のお寿司と相性が良いのだとか。

 和柑橘やジンジャーを思わせる香り、豊かな酸、みずみずしい味わいに、旅路由来の軽い渋みが感じられる辛口です。~OSA WINERY HPより

  へ~小樽の、しかも塩谷の葡萄だったのか!植える種類に迷っていたけど、せっかくだから旅路植えたいなあ。生で食べてみたい。

 芽出しをしてからダメになったものがいくつかあるが、とりあえず畝に植え替えたジャガイモとネギと南瓜は元気。まだ鉢植えのパセリも香菜も紫蘇も大根も他にも色々双葉の状態で食べると、すごく小さいのにはっきりそれぞれの味がする。

乾燥わかめ完成!



どくろ将軍

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2022年4月22日

 どくろ将軍Tシャツ届きました!えっだれ?という皆様。どくろ将軍は小樽市、主に余市町近辺に出没するどくろ軍団を組織する長である。2018年には、悪の人材育成のため余市町長と会談するなど、活動が広がっておる。これで私も軍団の仲間入りかしら。。

 どくろ将軍ツイッターはこちら♪



遊びこそ人間の特権!by安孫子素雄

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2022年4月13日

 藤子 不二雄Aこと安孫子素雄先生がお亡くなりになった。ネットには安孫子先生への追悼で溢れており、このような一コマを発見。今から50年前の1970年代の作品のようである。(zhukov(偽)@5/13-15合同展示会さんのTwitterより)。まさにこれだよ、何の為に生きてるんだ!。ああ楽しかったあ~といって人生の最後を迎えたいですな!。(もちろん仕事が楽しくて仕方がない方々は素晴らしい人生だろう)。

 振り返ると、高度成長期にあって現代に起こる問題の数々を予言するかのような作品を次々に発表。天才ですな~。



ラジオ体操第3 :追記

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2022年3月19日

 気が付けば体の節々が痛い。特に股関節を動かすと痛みを感じる。これはいかんと手軽に始められそうな全身運動・ラジオ体操を始めることにした。正しい動きを改めて復習しようと動画を検索すると、なんとラジオ体操に第3があると知る。ビックリした。

 いきなりだが取り合えず動画と一緒に動いてみたのだが、なんか早いし思いがけず複雑で覚えるのになかなか時間がかかりそうだ。音楽も1,2とはちょっと異質な感じ。慣れてきたら馴染むかな?。とはいえ、新鮮で面白いので、続きそう。早く明日にならないかな~笑

追記:夜改めてラジオ体操について調べてみると、テレビで放送される「みんなの体操」が初期にラジオ体操第3と呼ばれたことがあったようで、 正式にはラジオ体操第3は無いという事だ。そして…なに、第4!?そうか、4まであったのかと観てみると、途中から急にあり得ない動き笑。ジョークのようです。



サンダーマスク ~手塚治虫

hinakichi
2022年3月2日

 少し前にyahooニュースで、手塚治虫の50年前の漫画が現在の世の中の状況を予言していたとニュースになっていた。手塚治虫が令和の災厄を予言した!? 異色のヒーロー作品『サンダーマスク』

 なぁ~にいー!記事を見ると確かに出てくる設定や単語があれこれシンクロしてびっくり。手塚治虫の漫画であれば、買って損することも無いだろうと思い、早速ネットで購入するミーハーな一戸家。サンダーマスクとカノンの2冊セット。            

 サンダーマスクはストーリー自体は予言マンガ的要素はなさそうですいすい読み進めることが出来たのだが、同梱されていた傑作短編集「カノン」の、どの作品もがなかなかの衝撃内容。戦争やマフィアの抗争などの、時代の空気感がとても暴力的でかつ救いも無い。シビアな展開はファンタジー要素がありつつも何故かリアルで打ちのめされる。しかしながら、ひどく引き込まれる作品群である。

 「このように暴力を非情なまでに描き、また物語の結末にほとんど救いを込めなかったからこそ、暴力に対して手塚治虫が抱いていた強い憤りがひしひしと伝わってきます。暴力や憎しみの連鎖が登場人物たちに破滅をもたらす様を仔細に描くことによってこそ、愛情と平和の存在しない世界の虚しさや哀しさそして愚かしさを強く訴えることが出来ているのです。」 ~Amazonレビュアーさんのレビューより

 手塚マンガに登場する女性が、いつもその存在全てがすごく素敵/可愛いんだよなあ。可憐って言葉がぴったり。



作家秋山一郎氏

hinakichi
2022年2月28日

 高校時代の美術部の先輩、秋山一郎氏。高校生の頃は洋画を制作しておられたが、大学に進学し道外に出てから立体も手掛けるようになっていった。そして2019年、小樽美術館の企画展・鈴木吾郎と新鋭作家展でご一緒した。作品は日常で使用する木工のスプーンやクルミなど様々な植物で染められた布物や和紙、更にはアクセサリー、染めた布で作ったエプロンやら、果てはパイプオルガンまで。実生活では家の改築は全て手掛け、階段制作が大変だったり、家で使うものは何でもかんでも手作りしているようなのだ。

「昔ながらの技術でつくられたそれらの作品は街中でもよく見かけられるものですし、作品としての独創性を追求し人を驚かせたりする要素があまりないかもしれません。しかし、四季を追いかけて身近な自然物を相手にしながら私は、私の制作と私がいきているという事とが、今になってはじめて一致してきたように感じています。」 展示期間中のイベントのチラシの言葉を抜粋

 う~んこれこれ!最近の私たちの営む生活でこういうことにつくづく共感。いや、私たちはまだお遊び程度なんですが。展示で、壁一面にズラッと飾られた木工スプーンは圧巻。ある時左手用のスプーンを依頼され、ジャストフィットする形を求めてあれこれ制作を重ねていくうちにこのような情景になっていったようだ。こうして展示されるとやっぱり現代アートだな。

 ああ…手元に画像が見当たらない。実家だな。。ということで散歩日記Xというブログで紹介されているのでリンクを貼っておきます。小旅行(4)という記事です。もう一つ、小樽ジャーナルより

 期間中行われたパフォーマンスのチラシ。かろうじてパイプオルガンが写っておる。⇒

オルガン演奏は高校の同期で音楽家の秋山洋子氏

 「今回の作品は現物にこだわりました。例えば草木染の布にはとてもきれいな色が出るけれども、これを写真に撮っても、この綺麗な色はなかなか写らないです。 明日はパフォーマンスとしてスプーンを使った実食を行います。スプーンは口で感じるものです。~中略~パイプオルガンも生音です。作った5年前から家にあって、子どもがいじっていても、決して飽きることがない。その場でしか味わえない本物の魅力を感じて頂ければ嬉しい。~中略~こんなに豊かな質感の世界があったのだということを、感じていただけたらと思っています。」アーティストトークの文字起こしより抜粋

 現在畑使用の土地は購入時笹薮であった。笹はいくらでも手に入るので、今年は笹の葉で何かできないかと目論んでいる。