「潮陵」100号 寄稿文

hinakichi
2024年9月12日

 小樽潮陵高等学校同窓会誌「潮陵」が、この度100号を迎えた。今号に、私も84期の同窓生として寄稿させて頂いた。題して「絵になる小樽」。

 洋食台所なまらやさんや、舎とまやさんについても触れている。今回、とまやのさりちゃんのおかげで、記事に厚みが出て、充実した内容となった。そして、【「潮陵」100号記念展】が、市立小樽文学館にて開催されている。入場料無料。是非足をお運びくださいませ!

鈴木比奈子「絵になる小樽」寄稿文 

絵本「コッタロのチビッコ」販売開始!

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2024年8月30日

 とうとう6月の末に完成品が到着!7月から販売を開始致しました。現在、こちらのホームページの書籍販売ボタンからオンライン販売と、小樽の柳川通商店街にある「ジーンズショップ ロッキ」さん、小樽市塩谷の、ほうきのアトリエと本の店「がたんごとん」さんで販売させて頂いております。

 今後も取り扱いしていただけるお店が増えましたら、お知らせ致します。どうぞよろしくお願い致します!

THEYvol.9展開催中!

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2024年8月9日

 本日、毎年恒例のTHEY展vol.9開催3日目です!鈴木は終日市民ギャラリーと裏小樽モンパルナスを行き来しております。見当たらない場合は、受付にお申し出下さると会場に向かいます。よろしくお願いします!

群青展2024前期スタート

hinakichi
2024年2月28日

 昨日、群青展の搬入及び展示作業を行ってきた。昨年、一昨年にTHEY展に展示した作品と新作を並べて3点の出品である。製作中、「こうしたいけどどうしたらよいのだろう」とずっと考えていた問題が、展示の前日や2日前などギリギリになって思いつく(ひらめく)事が恒例になっている。今回も2日前の夜になって「そうか」とひらめき、そこからまあまあ大きめの方向転換を開始する。けっこうなストレスなのだが、やはり気が付けたことに感謝。追いつめられるとちゃんとひらめくものだなあと感心するが、もしや結局締め切りに間に合うように心の底で無意識に本気出し渋っているのかもしれないなあ?    締め切りより早く完成することってないからな。今年は締め切り関係なしにばんばん作品を完成させて、次に取り組むというようなスピード完のある製作が出来ると良いな!

 搬入作業見渡していると、力作ぞろいだなあとワクワク。明日の3時前後に2時間ほど在朗するのだが、完成した会場を見るのが楽しみである。皆さま、是非お気軽にお越しくださいませ!

展示作業中の会場
私の場所・作品3点



群青展2024

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2024年2月17日

 今年も、群青展の季節がやってきた。来年は一旦お休みするという。一区切りする群青展、どのような会場になるか。

 今回私は、な~んと!いよいよトーラス体をテーマに製作を進めている。ひいては、理解もそこそこに、今流行りの量子力学なんかにうっとりしている今日この頃。とかなんとか、それはいいけどさあ~、アクリル絵の具の難しさの原因が少しづつわかってきて、だからこれまでの書き方ではない新しい書き方を開発せねばならんと覚悟した。今更油絵には移行できないし、いや、出来ないときめつけることもないんだけど、アクリルととことん向き合おうではないか。

 最近の気づき。塗り重ねが厚くなると色が淀んで沈んできてしまうので、このところ使う色はなるべく薄い色で慎重に塗り重ねるように気を付けていたのだが、水に濡らせば簡単に削り取ることが出来るという事に気が付いた。クレヨンのように削りとれるのだ。べたべたと塗りたくって単調になってしまった画面に、ニュアンスをつけることも出来る。なかなか良くならず、進まなかった作品が、また少しづつ前進しだした。

Bouquet of Happiness

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2023年12月28日

 4月に製作した星美和さんのバレエレッスンCDのご紹介を、漸く行うことが出来る。というのも、仕事の完了直後にまだ3年目程のパソコンが突然壊れてしまい、その時のデータの扱いを失敗してしまい、回復に手間取り、このような時期になってしまったのである。

 感謝の気持ちを花に束ねるイメージで、タイトルは「Bouquetof Happiness」。とうとう目標であったバレエレッスンCDの10枚目! 私としても感慨無量であり、これまで私を使ってくれた美和さんにも感謝しかありません。この10枚の間に、どんどん活躍の場を広げていく美和さん。レッスンCDの枠を超えて素晴らしい演奏や楽曲を、皆様に是非ご堪能頂きたい次第。美和さんのHPはこちらから!星美和HP

名器ブーシェ・プロジェクト

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2023年9月9日

 筑波大学で物理学の講師をされている関場大一郎氏が、「名器ブーシェを再現し、クラシックギターの音色の秘密を解明したい」というクラウドファンディングを立ち上げております。

 関場氏は、大学在学中にギターを始め、2014年にギター製作を開始。2018年、欧州の国際会議に出張の際、製作した1本のギターを持参し、ドン・ピラーツ氏、ジャン-ピエール・マゼ氏にコメントをもらう。…って、すごい行動力だな!! この度のクラファンは、一つ目にブーシェの弟子であるマゼ氏のもとでブーシェ流のギター製作法を学ぶことと、二つ目に、筑波大学で、製作したギターの振動モードや音響計測を行うことで、ギターの音の過渡現象を捉えることを目的としているとのこと。なになに!?難しそうだが、非常に興味深いチャレンジをしているのだなーー、詳しくはプロジェクトページを!

プロジェクト「名器ブーシェを再現し、クラシックギターの音色の秘密を解明したい」

 関場氏の言葉「2つ目は帰国後の研究です。私の学術的な専門は物理学の知識を用いた先端計測手法の開発です。普段は主に新しい機能を持ったナノ薄膜の計測をしています。製作したギターについても新しい計測手法を通してブーシェの音色の秘密を明らかにします。本物のブーシェもお借りして自作のブーシェ・コピーとどれくらい違うのか、どれくらい再現できているのかを比較します。」~プロジェクトページより

 「ご支援いただきましたみなさまへのギフトとして、プロジェクトにご賛同いただいたアーティストの方々による視聴コンサートを開催させていただここととなりました。その他に、コンサート・シリーズ演奏者の一人であるステファニー・ジョーンズ氏によるつくば公演も設けました。」~との事である。

 面白そー!!どのように研究が進んでいくのか、非常に楽しみである。この度のプロジェクトの魅力を是非みなさまにお届けしたい。お時間のある方は、プロジェクト覗いてみてくださいませ!



鈴木吾郎展~悠久を舞う 会場動画UP!

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2023年5月9日

 この度の展示設営作業から、初日の様子までを動画にしました。ざっと様子のみなので、是非直接作品を見て頂きたいです。お近くにお越しの際は思い出していただけますと嬉しいです。宜しくお願いします!

クリック⇒
鈴木吾郎HP「彫刻家・鈴木吾郎の世界」
*移転しました。



彫刻60年 鈴木吾郎展 悠久を舞う  

hinakichi
2023年4月28日

 明日から、父鈴木吾郎の彫刻生活60周年記念展が開催される。本郷新記念札幌彫刻美術館の企画展である。図録のデータ整理や作品の撮影、展示作品の梱包作業などなど、手伝いで特にここ1か月はドタバタだった。お馴染み星美和さんのバレエレッスンCDのジャケット制作とまるかぶりして、昨日は展示会場の最終チェックとCDデータ入稿が重なった。

 普段から散漫な脳みそが一層めちゃくちゃになってしまい、至らぬ点が多々あった。83歳のヨレヨレの父をサポートするために私が参加していたのに、二人そろっての頓珍漢な動きに動揺が広がる。笑 だが、どちらの仕事も皆様のご協力のもと無事に乗り越えることが出来た。

 今回の展示中イベントが色々あり、明日のオープニングではギャラリーツアーがある。詳しくは美術館のHPをご覧ください。本郷新記念札幌彫刻美術館

 イベント毎に私も会場に足を運びます。是非ご高覧くださいませーー!宜しくお願い申し上げます。



潮陵記念館コンサート

hinakichi
2022年6月20日

 2010年よりチラシを制作させて頂いております潮陵記念館コンサート。2020年よりコロナにより中止・延期になっておりましたが、今年はようやく再開される運びとなりました。今年度は平田侑(ゆき)さんのピアノです。

「平田 侑 ピアノリサイタル 〜愛すべき自然 美しい景色〜」 2022年9月3日(土)開演16時 チケット/2500円(高校生以下無料)*詳しくはこのコーナーをクリック

 潮陵記念館とは、小樽潮陵高等学校敷地内に1980年に竣工した建物で、同学校の歴史に関する様々な資料を展示すると共に、校舎と渡り廊下で繋がっている広いホールでは、現役の高校生たちの演劇や音楽の練習スペースとしても使われている。その音響効果の良さから、コンサートを開くアイディアが生まれ、1983年に第一回記念館コンサートが開かれる事となり、現在に至る。詳しくは潮陵記念館コンサートのHPを覗かれたし。

今年のチラシが完成!コンサート副題の「美しい自然」がテーマ