生命の神秘

hinakichi
2021年10月14日

 今から3~4年前の出来事。ある冬の日、電車の発車時刻に焦り慌てて小走りしていたところ、案の定氷の上で転倒してしまった。思い切り膝を擦り、ジーンズに穴が開いた。膝に出来た擦り傷に絆創膏をはり、取り合えず対処をした。それから幾度となくお風呂ORシャワーに入るのだが、絆創膏が際まで綺麗なままピッタリ張り付き一向に剥がれない。最近の絆創膏は性能が良いのだな。。などと感心し剥がれないのだから剥がれるまで自然に待とうと思い放置していたところ、なんと一か月が経ってしまった。(えっ汚いと思った皆さん。私が肌断食をしている事も影響したと思うのだが、肌断食についてはまた後日)。

 張り付いたまま放置したためより一層粘着してしまったのかもしれないが、一か月たっても剥がれないのでとうとう思い切って剥がしてみた。するとどうだろう!擦り傷のまあるい跡の部分に、絨毯のようにふっさりと毛が生えているではないか!5~7,8mmくらいの長さがあったように思う。最近の研究では傷口は乾燥させず保湿しておくことで回復が進むという話なのだが、まさにそれか。傷口がふさがるどころか、次回遭遇するかもしれない事故に備えて毛まで生やすとは。

 あまりの衝撃に一時ネタにして話して回った。これって毛生え薬の開発に活用出来ないだろうか。ちなみに、絆創膏を剥がしてから自然に毛は抜け落ち、元に戻った。

もっと柔らかそうな毛がフワフワ生えていた