さくら、近況

hinakichi
2021年9月14日

 皆さんは、かつてブログに度々登場していた鈴木家のさくらちゃんを覚えているだろうか。2002年生まれのさくらちゃんはほぼ20歳になった。2009年に毛引き&自咬症を発症して以来、10年以上カラーを装着していた。途中、直ったかもと期待を寄せて外してみるのだが、数日たつと肩を突っつきだすので、結局何度も再装着の繰り返し。もう死ぬまで外せないだろうと諦めていた。

 去年、年と共に足腰の弱りだしたさくらは、掴まっていた網から足を滑らせ転倒、足を痛めてぐったりしてしまった。全然動かない。息も微かになってしまい、もうダメかもしれないと覚悟を決めて手のひらに抱いて2時間。突然顔を上げてピピっと声を上げたのだ。危篤騒動からの奇跡の回復。しかし、それから約一年ほどたった今年の始め。またしても床に落ちてしまい、動かない。足腰が弱っているうえにカラーが邪魔をして引っかけてしまうのだ。今度こそダメかもしれないと、その時もう先が短いんだからとカラーを外してやった。すると、その時も息を吹き返してくれた。そのままカラーを外したままでいると、なんと、それから肩を突っつくことをしないで今に至る。最後の最後にカラーを外せて自由の身に!手のひらにすっぽり収まって抱っこできる喜び。私たちも、さくらちゃんも!