「夜叉ヶ池その後」
アーユス仏教国際協力NGO主催の、
「語り」のイベントに行ってきました。
テーマは、「文学の仏教」
場所は東大の側にある、
求道会館なる仏教の教会堂。
明治・大正・昭和の戦前期まで活躍した
真宗大谷派の僧侶・近折常観師の信仰を伝える教会堂で、
東京都の有形文化財の指定を受けています。
前半は、語り「夜叉ヶ池その後」
泉鏡花原作、瀬野美佐さんが脚本を手がけました。
会館の様子は教会の様ですが、正面には仏様が。
その仏様を背に、真っ赤な着物を着た語り女・北原久仁香さんが、
語りと和楽(琴・三味線)と共に、
物語を織りなしていきます。
力強い語りで、観客をぐいぐい引き付け、
あっという間の30分間でした。
「語り」というと、椅子に座ってランプのもとで?
朗読をするようなイメージだったのですが、
独り芝居を観ているような感じでした。
求道会館がこれまた素敵で、
イメージが融合し、より作品世界が広がるのです。
後半の「トーク」では、
北原さん、瀬野さん、企画された枝木さん(アーユス職員)が
ざっくばらんに今回の企画を作り上げていく様子を
語って下さいました。
瀬野さんもアーユスの会員で、
文学や漫画・映画のなかで佇んでいる仏教やお坊さんについて語り合い、
暮らしをより豊かなものへ、と活動されています。
休憩時間には、お菓子にコーヒーが持て成され、
フェアトレード商品なども並んでいました。
なんだか、どこぞのサロンにでも来たみたい・・・
北原さんは朗読講師をされていて、
今度見学に行かせてもらうことになりました。
ご興味のある方は、下記へクリック!
北原久仁香 http://www3.to/mederu
会館や、購入したポーチの画像をアップしたかったのですが、
ここ数日ブログの画像をアップロードできない状態が続いておりますので、
またいずれ!