スートラネティ

hinakichi
2021年9月1日

 これまでに色々な健康法にチャレンジしてきた。続いているものも続かなかったものもある。中には今や言えないものもいくつかあったりする。断食について記事にしたが、今回は鼻ヨガ。鈴木の家系は鼻が悪い。親族には鼻の手術をしたものが何人もいる。私も若いころから鼻の調子が悪く、軽い蓄膿症だと診断される。後鼻漏が気になり眠れない日が続くので、本当にストレスだった。

 30代半ば位にヨガについて知る機会があり、表面だけチャレンジしてみる。いつも慌ててソワソワしている自分にはゆっくりの動きが馴染まない。すぐに飽きてしまったのだが、そんな中鼻ヨガを知る。スートラネティと言う。なんとインドではヨガをする人は鼻と口の繋がっている通り道に縄を入れて、縄の両端を持ちゴシゴシ粘膜をこすって鍛えるのだそうな。なにこれ、ぜったい鼻良くなる!やってみたくて居ても立っても居られない。現代ではスートラネティ用のカテーテル(ゴム紐)というものが使われているらしいのだが、どうやって入手したらよいのかわからない。当時は携帯の、ようやく楽々フォンみたいのを入手したばかりで、パソコンも使った事無かったし、そもそもネット通販なんか無かったかもしれない時代である。そこで私はなにか代わりに使えるものは無いだろうかと考えた。ホームセンターで物色していると、網戸を張るためのゴム紐があった。太すぎるので縦に細く切り裂いた。早速恐る恐る鼻に入れてみると、入れたそばからくしゃみと鼻水、涙が出まくるではないか!びっくりした。初めは貫通しなかったが、数日に分けてようやくのどの奥からゴム紐が出てきた。それをつまんで口から引っ張り出すのも一苦労だった。そうこうしているうちに、ひとまとまりの鼻水、涙が出きったら、本当に爽快感が訪れたのである。

 もう一つ。顔を洗う時に目のきわにある下涙点(涙の出口)、ころんとしているそれを洗っていたのだが、鼻ヨガ始めてからある日、そのころんとしたかたまりがぺったんこになっていたのだ!詰まっていたものが抜けたのか。すると、鼻をかむとそこから鼻水が出たりする!笑 これにもびっくりした。すごく、鼻周りの色々詰まっていたものが流れてスッキリしたんだなあと実感した。

 しばらく続けて、今はちょっとお休みしているが、粘膜が厚くしっかりしているように感じる。最近はジャラネティという重曹水での鼻うがいを毎日行っている。夜中鼻が気になって眠れないことも無くなった。鼻の症状に悩まされている皆様に是非お勧めしたい。補足であるが、鼻ヨガを始める前に、ドクダミが効くと聞いて試した時も感動した。ドクダミの葉をもんで汁を出し、それを丸めて鼻に詰めると、びっくりするくらい鼻水が出た。スートラネティが怖い方はこちらもどうぞ。